海が見える山奥の森フェス~忘れかけた何かを探しに行きませんか?
OTODAMA FOREST STUDIO 2010 http://www.foreststudio.jp/
という野外コンサートに行ってきた。
出演者等は以下の通り。
開催日 10.17.Sun 13:00~18:00
会場 湘南国際村 めぐりの森(神奈川県横須賀市)
時間 開場 10:00 / 開演 13:00 / 終演予定 18:00
12:00~ が~まるちょば
13:00~ スターダスト・レビュー
14:00~ Chara with laidbook
15:00~ 小田和正
16:00~ THE BOOM
17:00~ キマグレン
友人の連れの都合がつかなくなり、その代わりに同行したのだ。
新横浜駅から会場直行バスに乗ったのだが、ここですでに大行列でバスが何台もどんどん送り込まれている。
しかも満席とのことで補助席も全部使っている。
乗車後車内を見渡すとかなり年齢層が高い。映画ハゲタカの観客よりもはるかに上だ。
昨日参加した龍馬伝のセミナー受講者と、平均すると同じくらいかも。。。
いったい、今日の出演者の誰がお目当てなのか???
因みに、友人はTHE BOOMの宮沢和史さんの大ファンである。
会場に着くと、バスを降ろされたところにすでに何十台も観光バスが止まっている。
その駐車場からフェスティバル会場までのくねくねした山道は6列に人が並んでいるのにずっと繋がっている。
普通に歩くと10分ほどの距離だそうだ。
↓遠すぎてわからないが、一番右端の山の裾野あたりが会場だ。そこまで行列が続いている。
会場に入ると、敷物シートが配られてそれで陣地をキープするらしいが、すでにほぼ埋まっている。
なんとか隙間を見つけてシートを敷く。
野外フェス慣れしていない私と違い、友人は折畳式の低反発シートや日焼け止めまで用意してくれていた。
寒くなった時のためのフリースも私の分まで。(涙)
そういえば、フジテレビの軽部アナがいらした。客席エリアを移動していたのだが、カメラもなかったので単なるお客様か?
が~まるちょばのパフォーマンスはTVで何度か見たことがあるが、ジュラルミンケースが空中に浮いていてそれがどうやっても動かないという、パントマイム的な芸が有名。
会場を駆け巡って盛り上げて、すれ違うお客さんのキャップにいたずらしたりしながらとってもたのしい動きもしてくれて、ライブならではの楽しさだった。
その後、トップバッターのスターダスト・レビュー。
いきなり、♪遠い昔のことさ~♪「夢伝説」で始まった。とおもう。。。記憶力が怪しい私。(笑)
好きな曲が惜しげもなく始まったのでテンションが上がった。
「今夜だけきっと」「木蘭(モクラン)の涙」など知っている曲ばかり。
MCもとてもお上手ですごく楽しかったし、なにしろ唄が心に染みいるものだった。
次Charaは、即席バンドということでChara自身も間違えてバンド名を覚えていたみたいでMCもゆるゆるだし、知らない曲ばかり。でも、演奏もボーカルも上手いので座って寛いで聞いている人多数。私もだ。
でも「やさしい気持ち」はさすがに私も知っていたし、やっぱり抜群に歌が上手い。聞きごたえがあった。
会場の周りの人たちも、バス同様かなり年齢層が高かったのだが、この人たちが演奏も始まっていないのに全員立ち上がり始めて、手拍子を始めたりした。
やはり、みんな次の小田和正さんのファンだったのだ。なんて年齢層が高いんだ。。。
♪あれは、あなたの好きな場所♪
知ってる曲でよかったあ。(*^_^*)「秋の気配」で始まった。と思う。。。
当たり前なのだろうが、ものすごく透明感があって音程がしっかりしていて伸びの良い素晴らしいボーカル。
CMなどでよく聞くあのパフォーマンスレベルとなんら遜色ない。すごいことだと思う。
自らを「じじい」と言ったり、前方からの「小田さ~ん!」という黄色い声援に対して「小田さん、小田さんって言うけど、小田さんやるのも大変なんだよぉ」とか、ぼやくのもとても面白い。
肩の力も抜けていてでも、オーラもあって圧倒的に曲も良くて声の楽器としても一級品で、なんにもない野外ステージでのパフォーマンスだったが圧倒されて、感動した
キマグレンと一緒に彼らの曲を歌ったり、スターダスト・レビューをコーラスに呼んだりも。
「たしかなこと」「キラキラ」「Yes-No」「今日もどこかで」
どれも知っている曲ばかりだったのもあるかもしれないが、楽曲もいいし歌詞からのメッセージも素直に伝わってくる。別にファンでもなんでもない私がこんなに素直にすごい!と思える説得力。小田さんが還暦を迎えているということは意識しないと忘れてしまうが、それも加味すると驚異的だ。
ホンモノを聞かせてもらった喜びを感じた。これは自分でも想定外。(笑)
そして友人のお目当て THE BOOM。
友人に付き合って結構な回数、宮沢和史さんのコンサートに出かけているのでいつも通りその素敵な歌声とかっこよさを満喫したが、今日の新たな発見はギターの人がものすごく上手いってこと。
今まで私がぼーっとして気付かなかっただけだろうが、比較対象があるとすごくはっきりする物らしい。。。
キマグレンの演奏。元気いっぱいの演奏だ。
会場を後にしてバス乗り場までの道すがら。
↓往路では気付かなかった標識
バッタ注意よりは納得。出るのなら注意するけど。(笑)
でも、野生のウサギが出るのならそれはそれで楽しい。
こうして、たのしいピクニックのようなフェスティバルが終了。
しかし、今回何がびっくりしたって、行きの新横浜駅でお手洗いに行列していたら出てきたMさんとすれ違ったことだ。
だって、Mさんとは昨日龍馬伝セミナーでずっと一緒でその後喋り倒したのだが、二人とも今日のフェスのことは全く話題にしていなかったのだ。更には、ハゲタカ絡み以外では趣味が違うよね~みたいなことを言っていたばかりなのに。。。(笑)