今の時期の限定品、仙太郎の檸檬むし 170円(税別) 因みに前回の限定品はきなこむし
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原材料:グラニュー糖、氷砂糖、小麦粉、卵、白小豆、レモン、水飴、重曹
身土不二をモットーとする仙太郎は、グラニュー糖や氷砂糖といった砂糖ですら甜菜糖を使っている。
熱い地方の植物であるサトウキビは、基本的に身体を冷やすので身土不二と考え方を同じにするマクロビオテックでも避けるようにしている。寒い地方の植物であり根菜である甜菜は身体を温める。
白あんにしても、普通は手亡豆を使うのだが、れより高価だが香りのよい白小豆を使っているのもさすがだ。
別に、仙太郎さんがこのことを主張しているわけではないところも素敵。
このシリーズは、レギュラーの黒むし(これは黒砂糖=サトウキビを使っているけど)の代わりに年に数回登場する季節もの。お正月のころの柚子むしの生地が結構パサパサしていて餡も甘ったるかったので、似たような感じのこの檸檬むしもどうなんだろう?と思っていたが、とってもいい感じだった。
生地はしっとりむっちりしているし、中の餡もレモンピールがいい感じで効いていて素直に美味しいと思える。
黒むしはコーヒーによく合うが、檸檬むしは、ダージリンティーによく合う。
季節限定に弱いのは食べ物に限ったことではないが、お菓子屋さんの戦略に乗せられているのがわかっていても季節を愛でている気分に浸れる点が、ツボなのだろうか。。。
全然関係ないが、季節の移ろいを愛する半平太にあこがれているワタクシなりの季節の愛で方なのである。(「龍馬伝」をご覧になっていない方にはわけのわからない説明で失礼しました。_(._.)_)