今、NHK BS hiで放映中の「ニッポンが19世紀パリになる!印象派名画大集合」を見ている。

16:00~やっていたらしいが途中から色々な用事をすませながらなので、ガッツリ見ているわけではないが。


色々なゲストが出ていて、正直???な人による???なコメントもたくさんあったが、美術評論の重鎮 高階秀爾さんや松本幸四郎さんはやはり聞きごたえのあるお話をして下さる。

弥太郎の…違う、三菱一号館美術館ではマネの絵を前にアコーディオン奏者のcoba氏が即興演奏をされていたがなかなか素晴らしかった。


印象派の絵に最初に本格的に触れたのは、高校生の頃でひろしま美術館の常設展示においてであった。

この美術館は、印象派の主要作家の絵や彫刻などが見事に揃っているのだが、よくありがちなその作家の典型的な作風とは違うピーク時ではないものやあまり本領が発揮されていないものでお茶を濁しているといったことがない。


ゴッホであれば、あの死の直前期に描かれたドービニーの庭がある。


nanakoのブログ


この絵はほぼそっくりなもう1点がスイスのバーゼル美術館にも所蔵されているが、そちらには絵の左下に黒猫が描かれている。ひろしま美術館のほうは、黒猫が塗りつぶされてその部分が茶色くなっている。

このことに関しては、1冊まるごとそのテーマで出版されていたりするのであえて書かないが、そういうレベルの作品が目白押しなのだ。


ピカソにしても、青の時代~キュビズムまで典型的な作品をコレクションしているし、ドガはその絵だけでなく踊り子の彫刻も同室に展示してあるし、とにかくコレクションが素晴らしいし、展示環境も素晴らしい。


話を戻して、この番組で都内で開催中の印象派美術展を生中継していたがどれも行こうと思って備忘録でピックアップしているのだが、まだ訪れていない(涙)備忘録 美術関連2010年4月~


こうして大々的に番組をやってしまうと混雑するのだろうな~、と出不精なわが身を呪ってみたりもする(笑)

この時期の東京は本当に印象派パラダイスなので満喫せねば!!!と決意を新たにしたのである。(大げさ~)