3月初旬のとある日、とある行事 に絡ませて、ランチをいただきに訪問した マンダリンオリエンタル東京 FRENCH INSPIRED DINING SIGNATURE(フレンチ インスパイアード ダイニング シグネチャー)のレポートです。
↓ http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/dining/signature/
より
『ミシュランガイド東京2010』において3年連続ミシュラン1つ星を取得したフレンチインスパイアダイニング「シグネチャー」。メトロポリスの見事な眺望を眼下にする37階に位置し、大手町、皇居、副都心の摩天楼、そして富士山をも借景に、シルバーで統一されたインテリアの中、ゆったりとしたソファが居心地の良いプライベート空間を紡ぎ出します。イマジネーション溢れるシェフが創り出すモダンフレンチを世界中のワイナリーから揃えられたワインと共にご堪能ください。
南仏出身のシェフが正統派の味を時に大胆に、時に繊細にアレンジ。ひと皿ひと皿が表現する驚きとアートをお楽しみください。
ホテル内のプライベートワインセラーには、美食家垂涎のシャトーはもとより、バイオダイナミック、オーガニックワイン生産者のワインまで、約400種、4,000本をご用意いたしました。
大手町や皇居、新宿方面を一望するダイニングエリアのほか、シェフズテーブルとして8名様までのプライベートルーム、東京湾や銀座、大手町など2方向の眺望を欲しいままにするセミプライベートスペースもございます。
3人で訪問したのですが、メニューどおりのオーダーをしたのは私を含め2名。5000円のコースです。
お料理の素晴らしさについては、あえてコメントは控えます。なんだか、陳腐になりそうなので(笑)
一言で言えば、非常に美しくかつ美味しかったです。
パンの写真はありませんが、数種類の小ぶりな暖かいパンがタイミングよくサーブされ、バターもとても素晴らしかったです。
追記:お料理もさることながらサービスも一流でした。さりげなく、しかもある程度フレンドリーなのはさすが。
デザートタイムにシェフがわざわざテーブルにご挨拶にきてくださいました。
お隣のテーブルの方たちはどうも日本人ではなかったようで(アジア系)英語で会話していたシェフですが、私たちのテーブルでは日本語でご挨拶くださったので、日本語で賞讃しまくりました(笑)
でも、ちょっと戸惑っている感じがかわいかったです(笑)
メニュー外の一皿。きっといわゆるアミューズ(軽い前菜)と思われます。。。。
ウイキョウのコンソメゼリーにズワイガニのフレークをのせてかに味噌のソースを添えたもの
帆立貝のグリルトマト(メニューはそうなっていたが、トマトは見当たらず)のサラダとニーズ風アンショワイヤード(アンショワイヤード:アンチョビソース)
ホワイトアスパラガスのクリームとホタルイカ ファルファッレのフリカッセ
黒鯛のポワレ 空豆の軽いムースと山菜のソテー添え
以上です。このあとデザートタイムでしたが、そちらのレポートについてはマンダリンオリエンタル東京 シグネチャーのデセール をご覧ください。
ここから先は、魚介類が苦手なAさんのお料理です。
奥ゆかしいながらも、実は非常に要求事項が多かったAさんに代わり、おせっかいを焼いたワタクシ。
「食」に関しては、人一倍執着しているので(笑)
メートルドテールと色々相談しているうちに、予算との兼ね合いが難しくなってきて「シェフと相談してきます」と待ちぼうけに。
もちろん、満席のランチタイムなので、ほぼ戦場と化しているキッチンで采配をふるっているシェフにこんな相談をするタイミングは難しいのは百も承知です。
結局、超一流ホテルのダイニングなのだからベジタリアンメニューは普通に対応できる筈だと思い、それでいいとお願いしたところ、「それなら、他の方と同じお値段でご用意できます」と、サービスの方もほっとしたご様子。
すかさず、乳製品、卵、魚介類のだしが大丈夫かなど確認してくださいました。
Aさんは、魚介類が嫌いなだけなので全く問題ないのです。
一時期、マクロビオテックを実践していた私は、そういうことに配慮していただけるかどうかはとっても大事なポイントだったのですが、先に質問してくださるお店はまれでした。さすがです。
やさしいAさんは、全部味見をさせてくださったのですが、素晴らしすぎました。
機内食も全てベジタリアンメニューをリクエストし、レストランでもベジタリアンメニューがあればそちらをお願いする私。
メインディッシュがお肉のときも、野菜料理に変えていただいたり、というのは基本なのですが、こちらのお野菜のお料理は今までのベスト3に入るくらい素晴らしかったです。
食いしん坊の私は、この素晴らしいお野菜のコースを心行くまで楽しみたいと思い、4月にも予約を入れてしまったほどです。その際には、しっかりレポートしたいと思っています。
以下、Aさんのお料理です。(お料理名や、順番は記憶が消えているのでご容赦ください)
空豆ほかの豆類のポタージュ
北海道産ホワイトアスパラガスと黒トリュフのサラダ
何か(笑)がコンソメゼリーにくるまれており、添えてあるのは恐らくジェノベーゼ風のソース
上は、サラミソーセージ(AさんはベジタリアンではないのでOKとお伝えしてあったので)