「レスポール」開発者死去…有名ギタリストが愛用

 【ニューヨーク=吉形祐司】世界中のプロやアマチュアのギタリストが愛用しているエレキギター「レスポール」モデルの米国人開発者、レス・ポール氏が13日、ニューヨーク州の病院で肺炎のため死去した。

 94歳。「レスポール」を製造・販売するギブソン・ギター社が明らかにした。

 レス・ポール氏は13歳で演奏を始め、ギタリストとして活躍する一方、1930年代後半から独自のギター作りに取り組んだ。従来の木製ボディーを通した音の響きに納得せず、弦の振動がそのまま増幅される構造にこだわった。

 同社が1952年から販売している「レスポール」モデルは、英ロックバンド、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジさんや、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんをはじめ、有名ギタリストが多数愛用し、世界の音楽界に大きな影響を与えた。

 AP通信によると、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズさんは「彼の仕事と才能には、想像できないほどの恩恵を受けている」との哀悼の言葉を寄せた。

2009年8月14日10時12分 読売新聞)


志望高校に入学した私は、早速お目当ての軽音楽部に入り、そこで出会った仲間とバンドを組んだ。

みんなで楽器店に行った。

当時、レッド・ツェッペリンのギタリスト ジミー・ペイジが大好きだった(解散してたのに渋すぎる・・・)私は、迷うことなくレスポールモデル チェリーサンバーストを買った。

当時何十万円もしたギブソン社のものなどとても手が届かず、国産のいい音のギターを作るメーカーによるコピーモデルだったが、それでもとてもうれしかった。


私たちのバンドは決して上手くはなかったが、なぜかとっても玄人受けしていた。

女子高生が ドゥービーブラザーズのチャイナグローブとか、ベッド・ミドラーのザ・ローズとか

そんなのばっかりやっていればそうかもしれない。


メンバーは別々の大学に進学し、私はそこでも女子バンドを組んだ。

そのころ月一で出演していたライブハウスでカップリングしていたロック野郎たちが

のちにユニコーンのメンバーになっていたことを知ったときには、本当に驚いた。


そんな私も社会人になりすっかりロック少女だったことも忘れ、クラシック好きになったりして

実家のキャビネットに眠っているであろうレスポールのことなど全く忘れていた。


上記のニュースを聞いてそんなことを思い出していたら、中学生の姪がそのレスポールが欲しいと

言ってきた。志望高校に受かったらバンドをやるのだそうだ。

そもそも、彼女にバンドの話などしたこともなかったし。。。

歴史は繰り返す???