窓辺で手紙を読む女

久しぶりにこのブログテーマで書きます。

今日は以前から行きたかった

フェルメールと17世紀オランダ絵画展に

行ってきました。


美術館には頻繁には行かないのですが

私の人生で多分もう見られないだろう

ぐらいの勢いの特別展は行きます(笑)


お陰様でゴッホの自画像も

以前見に行けましたしね。

フェルメールも是非見たかった。


今回修復され、画中画まではっきりと

見ることができて

なかなか興奮しました(笑)


窓から差し込む光

その光で手紙を読む女

幸せな手紙でしょうか?

静かな時が流れています。

風景と共に音まで伝わる気がします。


いつも美術館に行く前に

母のお参りに行きます。

これから美術館に行くよーって

話します。


多分、一緒に行きたいと思うから

子供の頃、母に連れられ

日展などよく見に行きました。

ゴッホが好きなのも、母でした。


だから、間近でゴッホを見た時も

あー、母も見たかっただろうと

ちょっと泣きそうになりました。


窓辺で手紙を読む女も、きっと

母は見たかったと思います。


母は絵も上手でした。

鉛筆だけで、まるで写真のように

マリリンモンローなど描いていました。


私は少しだけ油絵をかじりました。

静物画が好きで、花を花瓶に入れて

それを描いたりしました。

母はとても褒めてくれました。


母は早くに亡くなったので

沢山の思い出はありませんが

私に絵を鑑賞する機会を与えてくれた

とても幸せな時間の過ごし方を

教えてくれたことを

感謝しています。


フェルメールと17世紀オランダ絵画展