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・・・一瞬、ヒロトさんのエピソードも思い出しちゃった。ダウンタウンDXの途中で任侠ヘルパーにチャンネルを買えた時は(ラスト近くのシーンで)ついx2父の事を思い出して涙が止まらなかったけど。あぁアメトークの事思い出して良かった。もしかしたら父が見かねてヒントをくれたのかもしれない。
何というか精神的な病気というのは、健常者にとってとっても曖昧なものなのだ。普通の人にも季節や晴れの日&雨の日etcによって気分に波があると思うけど・・・(あくまでも自分の場合は)それが一日の間に何度も起きる。まぁ分かりやすい言葉でいうと[情緒不安定]という単語に間違えられやすいのかもしれない。とにもかくにも起きてる時は(何かに夢中になっている時や寝ている時以外)常に頭の中であれやこれや考えていて・・・その突発的に思い描いたマイナスイメージや恐怖概念にもがき苦しむのだ。一時的にテレビでバラエティを見て笑っていても、何か嫌な事を思い出させる単語が意図せず出て来たりすると、それだけで「あぁ~嫌だx2」となり頭を叩く。自分の場合は他人にも意識が向かうので・・・例えば落ち着かない時に部屋の窓が空いてて人の話し声が聞こえてきたら、自分自身も落ち着かなくて尚且つその話し声でも落ち着かなくて・・・と。とにかく、いつもx2頭がフル回転。『東京大学物語』という漫画を読んだ人がいたらわかると思うけど・・・主人公の頭の中で想像したり考えたりした事がババババーッと一気に何個も噴き出しで現れるじゃないですか。彼の場合は一時的だったけど、自分は殆どそんな感じで(エロい事ばかりというわけじゃなく)頭の中がやかましい。・・・心からリラックス出来る瞬間はかなり少なく、いつも何か考えてそれに苦しめられている。それが又他人にとっては割とどうでもいいような事(苦笑)~現状における不安やチョットしたトラブルetc様々。これって本当に外見だけじゃ理解してもらえないんです。
この前あるチャットで同じ病気を持つ人と話す機会があったんだけど・・・その人でさえ「そんなのは甘えだよ」と言っていた。本当なら同じ病を抱えている当事者同士にはそんな事言わないと思うんだけどね。「分かるよその気持ち」と声をかける事はあったとしても、前者は無いでしょう。まぁ、それにかなり違和感を感じたんだけど・・・要はそういう事。その人だってそんな事を言い放つぐらいだから、第三者ならもっと理解出来ないと思う。やはり「ただ単に甘えてるだけ、怠けてるだけ、楽をしたいだけ・・・」。
自分も外から見たら・・・毎日好きな事だけをして、少しだけ家事を手伝ったぐらいで親には偉そうに振舞っている大飯ぐらいの体格のいいニート。まぁそんなパブリックイメージだと思う。割と声も通るし、(活舌は悪いものの)見た目のイメージとは裏腹に割と丁寧に受け答えもする・・・電話に出たら(あまり事情を知らない)親類の人によく言われる。「なんぼでも外出られそうな感じじゃけどねぇ、全然平気そうじゃけど」・・・とんでもない、学生時代どれだけ苦労して通学したか。どれだけ親が心配して見に来ていたか・・・(学校に行くのが億劫でx2仕方なかった為よく町中を宛ても無く彷徨ってサボタージュしていたのだ)。やっとこさ最近スーパーとコンビニに何とか入れるようになったけど、それでも親についてもらってて耳にはウォークマン、人が少ない時じゃないと数分もいられない。喫茶店も映画館も理髪店も・・・デパートなんてもっての外だ。
あぁ、俺は何でこんなに長々とこんな事綴っているんだろう(苦笑)。誰かバレちまう恐れだってあるのにね。とにかくこんな自分でも今のところ何とかやっている。世の中には色々な事で悩んだり苦しんだりしている人がたっくさんいると思う。だけど、もしもその人が健常者なら・・・普通に外に平気で出られる事さえ中々出来ない俺の様な人間もいる事を知っておいてほしい。「あぁ、あの人に比べたら僕なんか(私なんか)まだまだ大丈夫だ!!!」そんな感じでもいいから、どうか前に進むことを諦めないでいて欲しい。自分も諦めないし、出来る範囲で自分の歩幅で進んで行く・・・だから君も歩き続けて欲しい。走らなくてもいいからマイペースで焦らずにゆっくりと前を向いて。
「僕等の明日を変えるのは それは時代や風や雲じゃない 自分の二つの足だけさ 2065年の遠い未来まで」・・・The Collectors/2065より