今日 | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

-匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々

ホスピタルへ行く事になりますた…掃除機心の中はドキx2のビクx2、無論直ぐに病名(共にその結果)が分かるわけじゃないけどやはり不安要素はずっと消えない。(付いて来てくれる)親にも悪いなぁと…折角今月はもう通院しなくても良いから(少なくとも)30日はホッとできるなぁと思ってたのに。しかも2日後には親も(周南市の)目医者に行かなきゃいけないのに。あまりの迷惑のかけっぷり連続にホント情けない気持ちと自分への嫌気がさしてくる日々。とはいえそんな自分でもせめてもと手伝いは欠かさない様にしてる…余程疲れてない限りね。今から気になる症状を髪に綴りメモって寝る事にしようかと…もしかしたら「専門分野が違うから紹介状書いてあげる」と言われるかもしれないし「きっとそれはこうだね・・」と言ってもらえるかもしれない。とにかく勇気出してダクターを信じる事にするよ。

元々殆読書はしないんだけど…この頃あまりにネット依存し過ぎてる自分が居るので「このままじゃいけない」と興味のある本や(ある時は)映画etcを見て電気代の浪費を軽減しようと思う(笑)。最近久しぶりにSF的な/メルヘン的な内容に惹かれてる自分が居るので、割と読みやすいものから探して安い単行本でも(もしも本屋にでも寄れたら)買いたいなぁ~。精神的にも何処かハッピーなものがイイよ。ヨーロッパの童話や(影を持った)ヒーローものじゃなくて…明るいのね。(恐らく大半数の僕達は)救われたいという気持ちが強いのに…世の中は"孤高を共有しよう/誰もが皆悩みや葛藤と向き合いながら~"みたいなノリの作品が多いよ。十代の頃はそれでも"それを見て共感したり刹那的になってる自分に酔いしれる事"でフラストレイションを打破する事も出来たけど…流石に今はもう30代、殆ど外に出なくても汚くて醜い部分はいっぱい目にして来た。リアルを少しでも知るとナルシストになんかなれないのね人間って。とにもかくにもネット以外でそれを見つけなきゃなー。


ホントはアルパムのタイトルにもなった(約10分ちょいの)長いロックオペラ。その一曲には…"十代の多感な少年(時に少女もアリなのか?)なら誰でもが心の奥に抱え込んでいるであろう悩みや葛藤、恋の喜びetc"がギュッと詰め込まれていて、まさしく(16の)自分にとってBaidisのThe Collectorsは心の代弁者であったしヒーローだった。これは以前からblogで何度も綴ってる。加藤さんは「サリンジャーの作品は十代の内に読んでおかなきゃ」と仰られていたけど、オイラにとってBaidisレーベル時代の彼等は間違いなくそれに値する。そこには[スポーツドリンク等のコマーシャル]のパックや[ヤンキー主人公のスポーツ青春ドラマ]の主題歌として出て来るようなヒット曲に現れがちの陳腐な言葉なんて何一つ出て来ない。メルヘンやSFやヌーベルバーグetcの映画から影響を受けたであろうとびっきりにお洒落でイカしてる比喩は出て来るものの…よぉく詩に目をやり何度も聴いて読んで理解するとむしろとことん[リアリティ]を感じるし[現実]を突きつけられる部分もある。けれど、それはランキングの上位を目指す為に書き下ろされた様な歌謡曲ではないので[無責任な詩の並び]じゃないのだ。勿論ヒット曲の全てに嫌悪感を抱いてるわけじゃないし、ちゃんと耳を傾けたらイイ曲だったというのもある…しかし少なくとも今のチャートでティーンエイジを狂喜乱舞させる様なものとは一線を画している。例えばそんな歌を現在流行らせてるミュージシャンやアーティストが十年経っても"あの時君達に投げかけた/君達を勇気づけた想い"に変化は無いと誇らしく言えるだろうか。答えは(殆どの方が)恐らく[NO]だと思う。ところが彼等の場合、それは永遠なんだ。それはナゼかというと"自分が同じように若い頃に/幼い頃に抱え持っていたコンプレックスやフラストレイションの数々を偽りなく真摯なまで詩に込めたから"、そして"(悩みや救われなかった思いとは別に)若い頃に自分が持ち続けていた確固たる信念は今もそう何一つ変わっていない部分があるから"…それなんだと思う。Blue Hertsの詩だってそうでしょ。只、時々こちらが思わず照れてしまいそうになる位ロマンチックでスイートな言葉もチョコレイトの雨の様に降って来るので…"表面的な汗や涙が大好きな方達"にはなかなか通じない部分もあるかもしれない。あぁ、又ろくに音楽も聴かないのに(思い入れが強すぎて)つい熱くなっちゃった…。このテイクでは[物語を始めるお知らせ]と[医者]と[怪物]の部分が端折られてる(?)のがかなり残念、だけど核となる言葉の数々は出てきますよね。現在10代のジェネレーションと"心に10代の欠片が残っている"大人達にも是非Baidis時代の彼等の曲を聴いてもらいたいなぁ、別宣伝部長じゃないけどね(笑)。日記の中盤で"ハッピーになれる物を欲してる"といいつつ推薦してるのは少し矛盾してる部分もあるかもしれないけど(ファンの方や聴いた方は直ぐ分かるよね?)…やっぱ好きなんだなぁ。そして自分も変わってないとこもあるのだろうねぇ。