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テーマ：☆言寺

いつもの苛立ち

又誰かのせいにして

いつもの噂も

本当はただの聞き違い

日頃の行いが悪いのか

空が今にも泣きじゃくりそう

囚人の様にしかめ面をして

未来を嘆いても何も変わりゃしないのに

分かっているのに繰り返してしまう

君のスクーターの後ろに乗せてくれないか

せっかちの兎君も巻いてしまうそのスピードで

僕の憂鬱も振り払ってしまいたいよ

まるで自分だけ無人島に住む老人

指折り数えて不満を足してく

雲の形と同じみたく

気まぐれに生きてるように見えるかな

あんな見晴らしのいい存在じゃないさ

どっちかいうと見下ろされる方だね　

あなたの綴る詩には風景が見えてこない

そう言われてもこれしかないんだ

誰かと違って狭い所で呼吸してる

右を見ても左を見ても

立ちはだかる塀は高すぎるんだ

たまに鳥が囀りをする

まだ僕は重い目をこすり夢の中だけど

その野鳥よりも自由は少ないんだぜ

本当の自由とはかけ離れた

偽物の充実で誤魔化してるのさ

何を言いたいのか分からなくなったよ

僕は何をしたいんだろう

君は何処にいるんだろう

今日もブラックバードだけ盛んに飛び回る

そんな簡単に晴れるもんじゃないんだ

少しだけ距離を歩いて歩くだけ

それでも諦めてくれりゃいい方さ

こうして意味の無い呟きをしてる間も

次のトラップを仕掛けているはず

せめて明日は空ぐらい

笑顔でいて欲しいものさ