テーマ:☆言寺
晴れ渡る青空
流れゆく白い鰯雲
春の訪れを知らせるような
緩やかなスピードの四月の風
遠くの方で子供たちの笑い声が聞こえる
love and peaceのロゴが入った
誰かのTシャツは寝返りを打って
ゆったりとした時間に色を付ける
あぁ なんて今日は不愉快な気分
君のママには幸福なひと時かもしれないが
僕にとっちゃあ一昨日と変わらない
日記帳には同じ言葉が並ぶ
生憎退屈
心に水たまり
濁った泥水が張られたままさ
アンクルサムが好んで着てるよ
そうさ お前のポロシャツの色
誰かにしてみりゃ
誰かのたわごと
こんなに素敵な午後の真ん中
しけた面するんじゃないよ
そんな感じなのかもしれないね
誰かは知らないが
そりゃ悪かった
けれど少なくともあんたみたいに
浮かれた気分にはなれないんだ
そうだね きっと暫くは続く
靴を放り投げて
狂った節で口ずさんで
パンツを裏返しに履いたぐらいで
このどうしようもないブルーを変えられるなら
それを今すぐ試す事だろう
風のスピードが変わらないうちに
気まぐれな太陽がかくれんぼしないうちに
マイ・ジ・ジ・ジ・ジェネレイション
そりゃまぁ笑ってしまう
これが僕の世代さ
なぁに
いつの時代も実は似たような愚痴がつぶやかれてる
だからってころっと馬鹿にはなれないんだ
元々利口じゃないけれど
とびきりの馬鹿でもないから・・・それはそれで・・・
何でもないよ
いいんだ やっぱり明日も同じさ
真面目なみじめ
どうせなら能天気にしてくれりゃよかった
十日もしないうちに五月になるよ
梅雨の季節が足音立てりゃ
少しはごまかしてやろうかな
他人の目を気にする事もなく
泣きべそかける季節だから
ご覧よ 君のお気に入りのシャツが
何処かに飛んでいきそうだ
雲ゆきさえも気まぐれなんだな
広くてちっぽけなはぐれ場所で
ブルーにしつこく追い回される
広くてちっぽけなはぐれ場所で
あの犬と僕だけ吠えてる気がする
そう思うのも無理ないさ
見ず知らずの君で構わないから
そう言ってやってくれないか
何がゴールデンウィークだ
うすら笑いを浮かべるんじゃねぇよ
何でもないよ
気にしなくていい
気にしなくていいけど気にかけてくれる
そんな誰かを待ち焦がれてる
悪戯させろよ
心を開放してくれよ
この愚か者を介抱してくれよ
飽きるまでは解放しないぜ
いっそ恋にかかってくれよ
構ってくれよ
匿ってくれよ
畏まらないで
困らせるなよ
何でもいいよ
隙間を埋めて抱きしめあおう
ほんの一瞬でもいいからさ
たまには心を晴らせてくれよ
自衛隊のヘリがけたたましい音を立てて
ボーダーの無いあの空を行き来してる
けれど そんなのはどうでもいい事さ
マイ・ジ・ジ・ジ・ジェネレイション
一緒に口ずさんでくれないか
bgm/The Boys