テーマ:☆言寺
お目にかかれて光栄です
けれどほっといてもらおうか
目をかけてもらえるなら嬉しいが
目をつけられるのはまっぴらごめんだ
俺の目が黒い内は誤魔化されやしない
目の前を遮る無数にある蜘蛛の糸
網目という網目を潜り抜けて
わき目も振らずに一目散だ
出鱈目ばかり言うんじゃないよ
目くじら立てて苛々するなよ
そのフラストレイションぶつけるんじゃねぇよ
目覚まし時計がやかましく騒ぎ立てる頃
俺はまだ眠い目をこすってた
目に青き緑溢れる夏の訪れ
じりじりと熱を浴びて只只管に汗をかき
目に落ちる汗をぬぐいながら
遠目を見ながら季節の終わりを待つだけ
あんたにもカリカリする暇なんてないんだよ
こんな瞬間も瞼は重い
はっきりしない天気は辛い
何で俺が君を避けるのか
皆目見当もつかないだろうね
遠ざけさせるのはあんたなんだぜ
N極とS極になるなんてありえない
目配せしたって無駄な事さ
細目を開けながらチャンスを狙うよ
裂け目が膿んでも我慢するさ
だからもう目的にするのはよさないか
これで何人目だと思ってるんだ
名目を欲しがる不名目な人達
境目も無く呼びかけるのはやめてくれ
目移りするほどそんなものはないんだよ
目出度い人だねあんたって人は
目眩がするよ今日も俺は
眩く輝くキラキラの太陽
不釣り合いなほどにギラギラとした眼差し
そいつがいつも目の前に立ちはだかる
生真面目な奴ばかり的にされる
霞んでしまった世界の目的
目論見のはずれたモグラ達の呟き
何処かで間違ったバケイション
目も当てられないコミュニケイション
擦れ違いの続くジェネレイション
とにかくそっとしておいてくれ
あんたのぞろ目は他で揃えてくれ
とりあえず俺と目が合っても背を背けてくれ