無題 | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

-匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々

テーマ:☆言寺

孤独な夜は要らない

孤独な夜に意味なんてないさ

只管に長く感じる静けさの時間

犬の遠吠えさえ気になってボリュームを絞る

月明かりの下で吟遊詩人をきどるほど

僕はロマンチストじゃないんだぜ



今日も1つ歳をとって

今日も多くの嘘をついた

昼過ぎに目を覚まし朝食を食べ

夕焼けの頃また一人傷つけた

口笛を吹いてると舌打ちが聞こえる

鼻歌を口ずさむと洗濯物を叩かれる

誰も御機嫌ってわけじゃないのに

理由なく不機嫌をぶちまけられる

家族にも嘘をつき似合わない笑みを見せる

不安なんて抱え合うものじゃないだろ



そうさ 孤独な夜なんて要らない

誰かと違って口づけを交わす相手さえいないから

何かと1人じゃ暇を持て余せないから

街角に佇むサンドウィッチマン

彼さえ小銭と引き換えに漆黒の闇に道化を演じてる

僕はその間も溜息をこぼす

数えきれない大きな溜息 今にも埃さえ舞いそうなほどさ



それにゃ何もありゃしない

愚にもつかない幻の中薄気味笑いを浮かべるか

うなされて真夏の様に汗をかくだけ

さもなきゃ踊り続けるだけさ

孤独な夜に何があるのさ

朝を迎えりゃ運勢が変わるわけでもない

あなたの気分次第で何とでもなるわ

だったら君の体貸してくれよ

狂ったように注ぎ込んでやる

それとも誰か共有してくれるかい

とにかく僕はゴメンだね 孤独な夜なんてどうでもいいよ