先々月、うちのおじいちゃんが亡くなった。

そして今、おばあちゃんもその時を迎えようとしている。


今ただ一つ後悔する事は


旅館を継ぐ事をしなかった事。


現在は叔母と叔父が経営しているけれど、私も旅館を盛り上げる一人にならなかった事を後悔しています。

でも「私もやるよ」と言うのは簡単、でも実際は想像の何百倍も大変だって事は無知な私でも分かる。


その中に身をゆだねるのが怖かった。


というのが本音。


サービス業の学校まで行かせてもらって長年和食接客をやってきて

着物も

お茶も

和・洋接客も

できる。


でも結局旅館を継がなかった。


「あんたの人生なんだから好きなように生きてほしい」とおじいちゃんやおばあちゃんは言ったけれど

本音は違ったんじゃなかろうか。


ゴメンね。


きっと一生背負っていくと思う。