極度に他人に傷つけられる事を恐れている人間は鎧をまとう事でこの社会に溶け込む。
それは皆同じ。人間だれしも怖がりです。


でも、鎧の着方を間違うと大切な人間達まで遠ざけてしまう。
自分を理解してくれる友達がいない。たった一人でも愛する人間がいない。


なぜか

自分から歩み寄らないから。
自分が傷つくのを極度に恐れる為、自分から歩み寄ろうとしない。

そういう人間は
チャンスも良い人間も寄り付かない。寄り付くのは 「友人」という肩書きを盾に利用する」人間だけだ。


人を利用してきた人間は利用されます。

人を欺いてきた人間は欺かれます。

人をバカにする人間はバカにされてます。

人を上から見下ろす人間は見下ろされてます。

人を疑って止まない人間は常に疑われている。

人が面倒くさいと思う人間は面倒くさいと思われています。

心を閉ざす人間には皆心を閉ざします。


逆に

人にやさしい人間はやさしくされます。
人に思いやりを持てる人間は思いやりを返されます。
人を心から愛する事ができる人間は人から愛されます。
人は人。されど人。自分が思っている以上に人はバカではありません。
一見普通に見える人間であっても、色々な人生を歩み学び今もなお戦っている。


だからもう少し歩み寄って欲しかったのに。


そんなに人の心を操らなくても、自分が一歩でも歩み寄れば人は集まってくるのに。


なぜあの人が幸せなのか。
自分を我慢して人にやさしさを与える事ができるから。
人に愛されること愛すことを知っているから。
自分に利があろうとなかろうと人に思いやりを持てるから。


なぜ幸せではないのか。

自分が人に幸せを与える事をしないから。
人に愛されてる事を感じられないから。
人を疑いでしか見ないから。


あなたの身を守る鎧。

すぐに心を閉ざせるような鉄で覆われている。
人を傷つけるナイフをしのばせ、一生懸命守っているものは。


とてもとても弱い今にも崩れそうな人間。


傷つけないでと必死で叫ぶ、まるで怯える猫のよう。
フーフーと音を立てて威嚇する。


そこまでして生身の自分を守りたいほど辛く苦しい事があったんだね。
今にも崩れそうなバランスを必死で保とうとしている。
でも一人で頑張らないで。助けは求めてみるもの。
その勇気が本当の強さだと信じています。



自分が覗く鏡。
自分が覗いていると同時に、覗かれている。
だから自分がやった事は必ず同じように返される。
それが罪の刈り取りだと人は言います。



そんなに人の心を操らなくても、演じなくても、怖がらずに歩み寄れば人は集まってくるのに。


愛とは、鎖でつなぐものではない。与える喜びがあって初めて与えられるものだ。
本当にあなたを愛してくれる人間は鎖でつながなくとも、あなたから離れていかない。


やさしさを探さないで。愛を探さないで。
自分が人に与えていれば、自然と寄ってくるものです。


まだまだ学ぶ事がありますね。


いつか何かの拍子に思い出してくれたらいいのだけれど。