みなさん、こんにちは。
最近、「気づき」つまり気づくということが、とても大事だなと思うようになりました。
気づくことができれば、修正や改良ができます。
それに気づくことが大きな発見やアイデアにつながることだって少なくありません。
前回、観光パンフレットやホームページの翻訳のことをお話しました。
特にこういった翻訳では、わりと一般的な言葉が登場することが多いせいか、
意外に思い込みで単語を訳してしまうことが多いようです。
たとえば、ホテルの「スイートルーム」は、どういう綴りでしょう?
sweet room って思ってませんか?
正解は、suite room です!
suiteは、一続きの、とか、一揃いの、という意味があります。つまり、寝室、浴室のほかに、
居間が一続きになっている部屋ですね。決して新婚さんや恋人たちのための「甘い部屋」ではありませんので、ご注意を。
甘いといえば、お菓子ですが、菓子職人は、よくパティシエ(patissier)という言葉が使われます。でも、これは、実はフランス語。英語では、pastry cook、pastry chefなどといいます。
これを防ぐには、訳をチェックするときに、常に問題意識を持って、さまざまな角度からチェックすることです。素朴なことでも「本当にそうなのかな?」と思うことが気づきへの第一歩です。
それから、簡単な単語とあなどらずに少しでもあいまいなものは辞書で確認しましょう。
こういったことを意識して実行するだけでも、「気づき率」がぐっとあがりますよ。
ぜひ、お試しください。
それでは、また。
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