皆さんは介護業界に身を置きながら、その起源について考えた事はありますか?
もし知っている人いたら教えてください!!(切実に)
前に聞いた看護の起源の中(諸説あろうかとは思いますが)で、看護師の仕事は食事の世話、排せつの世話、入浴の世話といった事が医療行為の他に当たり前にあったとの事で、医学の進歩に伴い医療行為も多様性等が求められ、生活動作に関する部分については介護という役割で分業されていったと聞いたことがある。当時こそ「介護」という言葉すらなかったかもしれない、しかしながら看護師の仕事の一部が起源とするならば、根底にある使命などは一緒ではないか?と思ったりもする。
実は介護現場に必要な事は看護現場では昔から行われていた事も多々あり、中でも特に衝撃を覚えたのがナイチンゲールの行動の中にあった。
19世紀のクリミア戦争時代、傷病兵達を前にナイチンゲールは手当てをして回っていた。ここでいう、そして今でいう「手当て」の根本を知った時の衝撃は今でも忘れない。
ナイチンゲールが主張し強く願っていた「自然の回復過程を整える」看護の力を発揮させたい想いとその方法の一つが「手を用いたケアへの回帰」であり、「じっと手を当て、さすり、握りしめ、軽く叩く」などして傷病人の苦痛を癒し、不安を和らげるといったもの…これが「手当て」であった。
じっと手を当て…
看護は手を当てるところから始まる…
現代で「手当て」は「処置」という言葉に置き換わっているかと認識するが、手を当てる事で心の安らぎを与え、処置へと繋ぐ…との認識はいかがだろうか?
介護の起源が看護とするならば、私達介護従事者も手を当てるところから支援が開始されてはいかがだろうか?
私は利用者さんとコミュニケーションを取る際は、大抵背中や肩に手を当て話しを聴くようにしている。介護福祉士養成の過程でもスキンシップの必要性については聞く事はあった。看護の現場でも、タクティールケアやユマニチュードといったいわゆるタッチケアはよく聞かれる。しかしながら介護現場でタッチケアが発展・提唱されているかといえばどうだろうか…
利用者さんの背中に手を当て話しを聴く…
随分としっくりくるのは私だけだろうか?
そう考えると「介護の起源は看護にあり」も腑に落ちる。。。
研究をした訳でも何でもない話しにお付き合い頂きありがとうございました!
岩手介護コミュニティ協会
藤原