いぶちゃん、風邪を引いて体調を崩していました。
今はスカッと全快とまではいかないけど、症状は大方治り、元気に過ごしています。
ついこの間、往診医に来ていただいて、おたふくの予防接種2回目(任意)を打ってもらった日のこと。
その日の午後からHRが高くなり、熱を測ると37.7度。
平熱は年中36度台のいぶちゃんにとって、少し高めの数字ではあるけれど
予防接種の副反応だと思い込み、しばらく様子見をすることに。
気になってチラッと調べたところ、おたふくの副反応は2〜3週後と遅めに出るらしく
あれ?もしかして副反応じゃないのかも?と思い始めました。
そうなると次に疑うのは脱水で、夕飯をスキップして、とにかく水分(ソリタ)を増量。
サチュレーションが下がることはないものの、呼吸器に同調せず副設定の使用が続き、
下まぶたをめくると(あっかんべーのところ)、結膜が真っ赤っかに!
いぶちゃんは体調を崩すと、いつもここが赤くなるのです。
鼻水も緑色になり、そこでようやく上気道感染(かぜ)を疑いました。
体調が悪い家族はいなかったので予想外でしたが、どうやら夏風邪を引いてしまったようです。
ここのところずっと元気にしていた為、体調を崩すこと自体が久しぶりでした。
いぶちゃんの目安としては、熱が38度を超えたり、酸素を使わないとサチュレーションが保てないようなら即受診。
(ちなみに酸素はもう3年以上、一度も使っていません。)
上記に当てはまらなければ、基本的にはいつも家で看ていて
何か特別なことをするでもなく、健康なこども達と同じような対応をとっています。
・とにかく水分を増やす
・とにかく痰、鼻水を出す
・消化のしやすい栄養のある食事を摂る
日頃の水分量は、一日に3食のミキサー食+1200mlのソリタ。
ミキサー食に含まれる水分を加味しても、一日に1500ml以上の水分を摂っていることになります。
子どもにしては多すぎるくらい充分な量に思えますが、持続吸引などでかなりの唾液が失われることを考えると、それほど多い量でもありません。
今回のように風邪などを引くと、さらに身体の水分が失われ、たちまち脱水傾向に…
とはいえ、一言で水分を増やすといっても、そう簡単なことではないのが重心児。
日中はもちろん、毎日夜中もこまめに水分を注入していて、これ以上注入スケジュールにはほとんど余裕がありません。
明け方の水分はパパの担当なので、この数日間は二人とも少し無理をして、なるべく多くの水分を注入できるよう努めました。
いぶちゃんが風邪っぴきのときの食事は、きまって参鶏湯(サムゲタン)風雑炊。
卵が使えないいぶちゃんにとって、参鶏湯は普通の雑炊よりも栄養価が高く、風邪のときには有り難いメニューです。
手羽元はわざわざ身をほぐしてミキサーにかけるのが大変なので、もも肉で代用して、生姜、にんにく、人参、長ネギ、最後に念(?)をたっぷり…
水分は基本はソリタで、あとは白湯+ポッカレモンなどのレモン汁も、気のせいか回復が早い気がします。
小さい頃に比べると身体もずいぶんと強くなり、少しくらいの風邪ならば、2〜3日あれば治るようになりました。
今回も熱は一日で下がり、まだ少し分泌は多いものの回復傾向へ。
重症化する前に、自分の中で菌をボコボコのフルボッコに打ちのめし、すっかり元気になってくれました。
健康な大人でももっと長引く事があるのに、どこまでもたくましいスタミナガールには、いつも本当に頭が下がる思いです。
伊吹の体調が思わしくないと、心が落ち着かず、ケアにも疲れて、私の気持ちも途端に落ち込みます。
体調が快方に向かうにつれて、それと比例するかのように、右肩上がりに心が晴れる。
まるで合わせ鏡のように、いつも気持ちが繋がっています。
ついこの間、近くの海岸でサプライズ花火が上がりました。
玄関からパチリ。
酷暑のつづく毎日ですが、みんなが元気に過ごせますように。
我が家もまだまだ気を抜かずに、夏後半も元気に乗り切りたいと思います。