気がつけばもう7月!
先週の水曜日、いぶちゃん一家の住む地域が停電に見舞われ、2時間もの間電気がストップしました。
原因は雨による配電盤のショートらしいのですが、そこまで大雨でもなかったので驚いています。
その日は朝から4回もの停電。
その度に1分とかからず復旧していたので、4回目の停電の時も、まぁすぐに復旧するだろうとたかをくくっていました。
それが待てど暮らせど、いつまで経っても復旧しない。
今現在、いぶちゃんが毎日必要としている電源は7つ。
呼吸器、呼吸器の加湿器、酸素濃縮機、モニター、吸引機、持続吸引機、栄養ポンプ
内蔵バッテリーが組まれているものと、コンセントのみでバッテリー機能が全く無いものもあります。
最重症の医療ケア児にとって、言うまでもなく電気は必要不可欠なのです。
在宅が始まる前に、あらかじめ中部電力に申し送りをしていたので、停電中も何度も携帯に電話があり、復旧の目処や現在の状況など事細かに連絡がありました。
その間に家庭用発電機を準備。
ガソリンで稼働するもので、1600wだとお値段は20万ほど…
高額ですが、命には代えられません。
酸素濃縮機は酸素ボンベに切り替えればいいので、
バッテリー機能のない呼吸器の加湿器を発電機につなげて電力確保。
停電が長引く前に最悪救急搬送も考えなければいけなかったので、入院準備をしながら同時にかかりつけ病院に事前TEL。
念のため呼吸器会社のPHILIPSにも連絡しました。
そうこうしている間に4回目の電気がストップしてから2時間後、電気が復旧!
在宅が始まり、初めての停電トラブルでした。
内心は焦っていたものの取り乱すことなく対応できたのは、我が家をサポートしてくれている周りの皆さんのおかげです。
連絡もしていないのに停電するやいなや飛んできてくれた地域の訪問医、停電中も復旧後も連絡をし続けてくれたPHILIPSの担当者さん、復習しておこうと再度一緒に発電機を繋げて協力してくれる訪看さん。
普段からどれだけ対策をしていてもやはりその時が来なければ分からないこともたくさんあるし、今回の停電はとても勉強になりました。
またひとつ、レベルアップ!