7ヶ月半の間、ずっと母乳のみでやってこれていたのですが、
先月の緊急転院騒動でほとんど搾乳できていなかったのもあり、その時のあまりの急変ぶりに精神的なものもあったのか、量が半分ほどに減ってしまっていました。
それからすぐにいぶの栄養量がわたしの搾乳量に追いつき、ミルクとの混合栄養が始まったのです。
完母を卒業して、これまで張り詰めていた気持ちにゆとりが出来たのもあり、次第に私の中で、ちょっとずつ減らしていってもいいのかなぁという思いに。
それから半月ほどかけてゆっくりと断乳していき、つい先日完全に出なくなりました。
寂しいようなまだ頑張れたのかなというような、でもどこかホッとしているような、とっても感慨深い気持ちです。
きっとこれまでの自分なら、搾乳をやめてしまうことに罪悪感を感じてしまっていたのだろうけど、不思議とそんな気持ちにもならず
いぶのことを受け入れこの毎日が当たり前にとなった今、
いぶちゃん、ママも搾乳いっぱいいっぱいがんばったよ
と言える自分になりました。
完母が終わり、混合を経て完ミへ。
予定していた離乳食は諸事情により少し延期になっていますが、あんなに強迫観念のあった搾乳と完母を卒業して、完ミになった事さえも私にとっては一つの成長であり大きな前進です。
この7カ月半、たったの一度たりとも絶やす事のなかった母乳
看護師さんの確認ミスで、次の栄養分でストックがなくなりそうなんですと電話をもらった時は、朝の6時に起きて高速を飛ばしパパと届けに行ったこともあったなぁ。
この先経口摂取が出来る可能性さえ無いと、生後10日には打診されてしまった胃ろう造設。
直母が羨ましいとか羨ましくないとかそんな次元では無く、鼻チューブをしながら経口練習が上手くいかないと悩むママでさえも、私にとっては別次元…
これだけが伊吹にしてあげられる唯一のことなんだと心の支えになった反面、最初の頃はただただ涙が溢れてくるだけの、本当に虚しく寂しい搾乳でした。
辛かった事、悲しかった事、たくさんたくさんあったけど…
こんなに大きくなってくれた伊吹
やりきった!頑張った!
しんどかった搾乳の、これまでのたくさんの涙を中途半端に文章にしてしまうくらいなら、このままそっと胸に秘めておこうと思います。
どんなに辛く大変だったことも、過ぎてしまえばどうって事もなくなるんだとまた一回り大きくなれたかな。
いぶ、ママ最初の頃はね、たくさん泣いたの。
いぶのおなかに届いていることには変わりないのに。
こんなに有り難いことはないのにね。
ぜんぶぜんぶ栄養に変えて、こんなに大きくなってくれてありがとう。
お家に帰ってきてこれたら、これからは愛情いっぱいの離乳食を一生懸命作るからね。