実は4月末にゲストハウスを引き払い、地元に帰ってきました 


ということで今は、週4日ペースで家から病院へと通っています。


つい最近のブログに、5月いっぱいはこっちで頑張りたいと書いたばっかりだったけど、身体は正直なもので、あと1カ月がどうしても持ちませんでした





“ とりあえず伊吹が退院できるまで、ここで頑張ろう!”


“ やっぱり夏までは大変だから、とりあえず3ヶ月くらいかな… ”


“ 1ヶ月ごとの利用にして、月末は地元に帰ろう… ”


“ 1ヶ月って長いなぁ、半月ごとにしようかな… ”


“ あと1週間ここで過ごすのもしんどいなぁ… ”





と月日が経つごとに、頑張れる期間がだんだんと短くなってきて…


最後の1週間は本当に、毎日をやり過ごすだけでいっぱいいっぱい。


もう限界だと感じて4月末、予約を全てキャンセルし、荷物をまとめて帰ってきてしまいました。





たった3ヶ月で帰るなんて…と自分を責めそうにもなったけど、されど3ヶ月。


うん、頑張ったよ…






3ヶ月の間お世話になったこのゲストハウスには、本当に感謝しています。


ここは伊吹のいる病院のものではなく、県内の大学病院が運営するもので、遠方の患児とその家族のための宿泊施設。


施設といっても普通のアパートで、家具や家電、寝具なども一式揃えてあり、共用スペースなども無いので、1LDKのお部屋をずっと一人で使わせて頂いていました。


ボランティアさんが日用品を補充しにきてくれたり、クリーニング屋さんが定期的にシーツを清掃してくれたり、にも関わらず料金は1日たった1000円で、何もかもがこれに含まれています。


到底こんな料金ではここを運営できるはずがないのですが、それもこれもボランティアの方だったり県内の小児科医の寄付金のおかげとの事。


感謝してもし足りません 






部屋には一冊のノートがおいてあり、そこにはこれまでの利用者さんからのたくさんのお礼メッセージが書き込まれています。


外科手術が必要な子が県内中から集まってくる大学病院なだけあり、これまで知らなかったり気付けなかっただけで、いろんな病気や障碍と闘う家族が少なからずいるんだなぁと知りました。





みなさん一人一人が、心からこの場所に感謝していて。


たくさんの想いが詰まったその場所で過ごした3ヶ月…


もちろん毎日帰ってきても誰もいないし、食欲もないくらいヘトヘトに疲れ果て、テレビやニュースを見ては落ち込み、合い間に搾乳、夜もなかなか眠れなくて…


寂しさや不安、いろんな葛藤がありながら涙を流したこともあったけど、この3ヶ月間がどれだけ自分を強くしてくれたことか。


大学病院の小児科はじめ県内小児科医の先生方、ボランティアの運営スタッフさん、関係各所の方々に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。






というわけでこれまで毎日だった面会が週4ペースになってしまい、いぶたんを想い寂しさmaxなママたんです 


それでも地元に帰ってきてからの2週間は気持ちも上向きで、とても心穏やかな毎日。


パパとわいわい話をしながら病院へと行く道のりだったり、母に作ってもらうご飯だったり、そんな時間が本当に幸せで。


もちろん、いぶの隣で過ごしている時間が一番幸せなんですがね





私がダメになってしまったら元も子もないから、休むことも仕事だと言い聞かせ、退院まではぼちぼちやっていこうと思います。


とはいっても明日はレスパイト病院の見学、そして5日後には待ちに待った母子同室


気合い入れてかないとー!











いぶ、ママねいぶに幸せだと感じてほしいから、いつだって笑顔を忘れないよ。


それでももしママが落ち込んでしまった時は、元気をちょうだい。


いぶに会ったとたんに、すぐ笑顔になれるんだから。


あした、会いにいくからね。


今日も素敵な夢を見ていますように





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