これまで病院は安心で安全な場所だと思っていたけど、決してそうではないのだと分かってきました。
今まで看護師さんに、おや？と思うことがあっても、なかなか言い出せなくて。
プロである以上１００％の仕事はしてくれていると信じているけど、親ならば誰だって我が子に１２０％の事をしてほしい。
じゃあ残りの２０％は何なのかというと、やっぱり気持ちだと思うんです。
気を悪くさせてしまったら伊吹に良くしてもらえないかもと思い、気づけばこの４ヶ月、ずっとやりやすい親でいるよう気をつけている自分がいました。
あ、誤解させてしまってはいけないけど、看護師さん達のことは大好きなんです
みんな本当に志が高くて、いつも気持ちに寄り添い心から支えてくれる優しい方ばかり。
でもたまにおや？となる事もあって。
今の合ってるの？と思っても、その疑問が正しいのかどうかも分からない自分への悔しさ、言い出せないもどかしさへの葛藤に、泣きながら運転して帰った事も一度や二度ではありません。
そして少しずつ知識がついてきた今、気になったり目につく事がさらに増えてきて。
今までは看護師さんが間違うはずがないという思いが根底にあったけど、やっぱり人間だから間違う事もあるし、忙しいからと雑になる事もある。
指摘をしなければ、危うく座薬後に浣腸されそうになった事もあったし、先日は面会に行くと、大量の唾液で服もベチョベチョになり肌も冷たくなっていました。
普段の伊吹を誰よりも分かっている分、たった２０～３０分見なかっただけではこうならない事はよく分かるし、言い方は悪いけど、一体どれだけ放ったらかしにされていたんだろうと思うと、可哀相で胸が痛くて…
今まで伊吹を守るためにやりやすい親でいようとしてきた事は間違いで、本当にこの子を守りたいならば、自分から行動に移さないといけないんだと思い改めました。
ここ数日だけでも目につく事が多々あり、その度にモヤモヤしていたので、思いきって昨日、プライマリーさんに思いを伝えてみました。
いつも私の話し相手であり相談相手であり良き理解者、患者の家族とその看護師という垣根を超える信頼関係を築いてくれているＫさん。
洗いざらい気持ちを聞いてくれました。
本当は個人名まで伝えるつもりはなかったけど、うんうんと聞いてくれるもんだから、いつもの調子でつい色々と喋ってしまった…
実名は伏せて、全体への指導と改善を徹底してくれるとのこと。
モンスターペアレントだと思われたって、素人なのにと思われたって、これからはその場その場で指摘や要望などもどんどん伝えていこうと思います。
４ヶ月間自分なりに築いてきた一人一人との人間関係、きっとそんなことで簡単に崩れることはないはずだから 
いぶ、ママは守るの意味を間違えてたね。
今まで我慢させてしまったこと沢山あって、本当にごめんなさい。
ママはいぶのことが世界でいちばん大事。
少し口うるさいママになっちゃうかもしれないけど、あぁ今日もやってるなぁと思いながら楽しい夢を見ていてね。
