明日?日付が変わって今日かな?
転院予定は月曜でしたが、術後の経過も順調なので急遽、元の医療センターへ帰ることになりました
約2週間、この大学病院で過ごした伊吹。
病院自体もすごく大きくて、7階のNICUにたどり着くだけでも最初の頃は一苦労でした。
病院が変わればNICUの仕組みや雰囲気もガラッと変わり、分からないことや戸惑うことも多々…
前の病院では採血、管の交換などいろいろな処置も目の前でしてくれていましたが、こちらでは必ず面会時間を避けてくれている模様。
そりゃ見るのは辛いし、もちろん私達への配慮なのでしょうが、子どもが頑張っている姿を親が見なくて誰が見るんだー
夜勤の看護師さんの人数も少なくて、帰るたびにすごく心配でした…
でも良かった点ももちろん。
ゲストハウスからNICUまで約5分。
本が好きな私には大学付属の図書館が利用できるのもうれしい点。
モニター面会がないのは残念ですが、ファミリー面会があったのはすごくうれしかったです。
そして小児外科手術が必要な子達が、県内中から集まってくる大学病院なだけあって、手術を控えたおともだちが多くいる事を知り
一人じゃないんだ、一緒に頑張ろうねとすごく勇気をもらいました。
病院が変われば先生や看護師さんのお話もまた新鮮で。
まるでセカンドオピニオンを受けているような気持ちになり、この機を逃すまいかと毎日積極的にいろんな話を聞く事ができて、自分なりに充実した二週間になりました。
何の仕切りもない授乳室では、赤ちゃんを連れたママさん達が楽しそうにお喋りをしていたけれど
この3ヶ月間鍛えられまくった私の図太いハートは、これくらいではびくともしなくなりました。
今ではガニ股←でどっしり構え、ただただ無心で搾る毎日。
涙を隠しながら、下を向いて搾乳していた数ヶ月前の自分が嘘みたい。
だってものすごく辛くて大変な搾乳を、1日7〜8回、ずっとずっと続けられている事を誇りに思っているから
愛するいぶちゃんの為、ママはどこまでも強くなるよ
いぶ、明日ほんの短い間だけど、少しだけお空が見れるよ。
“ もう。やっと慣れてきたところなのに。こっちの病院のポジショニング、結構上手なのよねぇ。あたち嫌いじゃないわ ”
また一歩前進、本当に本当におめでとう。