今日も忘年会で飲んだくれて、酔ってます。長文ゴメンm(_ _)m
先日ブログで触れた、パナソニックによる三洋電機の買収交渉
は、パナソニックの思惑通りに運びゴールドマン・サックスもパナソニックに持分を売却することとなりました。結論を言うと、当初の買収価格120円に色をつけた一株131円での売却で合意されました。
ゴールドマン・サックスは当初一株あたり200円台後半での売却を想定していたため、パナソニック提案に強く反発、交渉を即座に拒否するとともに、ゴールドマン・サックスによる先売権の行使(金融三社が株を売却する時に、先に優先して買い取る権利のこと)さえ、ちらつかせる有様でしたが、パナソニックはゴールドマン・サックスと共に三洋電機株を保有していた三井住友銀行・大和証券SMBCは売却する方針を示したため、さすがのゴールドマン・サックスもパナソニック提案に応じざるを得ませんでした。パナソニックの作戦勝ちです。
ところで、この買収劇が他に与えた影響といえば、先ずTOB(株式公開買付)の可能性がなくなったため、三洋電機株は下落しました。パナソニックによる三洋電機買収を見込んで、三洋電機株を高値で掴んだ株主は評価損を抱えることになりました。一方で、金融三社はパナソニックによる株式の買収によって三社で合計2,400億円の売却益を得ることになりました。それだけでなく、三洋電機はパナソニックの傘下に入るということで、格付が上がる見通しとなり、三洋電機に貸付金のある銀行は貸倒引当金をその分減らすことができるので、今期の決算にはプラスに働くことになりました。他方、パナソニックは三洋電機という子会社を抱え資産内容は悪化したということで、格付は下がる見通しとなり、パナソニックに貸付金のある銀行はその分貸倒引当金を積み増す必要が生じて、決算にマイナスに働くことになります。
上記から分かるように、これだけの買収劇となると影響は当事者間だけでなく、ステークホルダー(利害関係者)に多くの影響を与えることとなります。
これからの大きなビッグイベントといえば、やはりアメリカのビッグスリーの今後の経過でしょう。事業不振により、手許資金にさえ行き詰まっているGMとクライスラーには来春までに連邦破産法第11条が適用されると、個人的には見ています。理由はアメリカ政府が求めている、労働条件を日系企業並みに下げることをUAW(全米自動車労組)が飲まないであろうことと、保有している社債の株式転換を求められている社債権者が同じくこれを飲まないとみているからです。チャプター11は事業再生を前提としているとはいえ、大規模なリストラを求められるために、取引先といった関連企業に大きな影響を与える結果、部品を同じ先から購入しているフォードや、日本の自動車産業にも打撃を与える&自動車産業は裾野が広いので、株式・為替市場に与える影響は大きいとみてますが、どうなることやら・・・。遅くとも来年4月までにニューヨークのみならず世界の株式市場は「底割れ」、ドルは一時的に暴落するとみています。この妄想、当たるかな?ウイッ~!