久しぶりのブログ更新は鉄道模型ネタです。

度重なる延期を経てようやく今月発売となったマイクロエースの52席、塗装・印刷に関しては非常に高品質で流石マイクロ製品だなと思う一方で、通常品からの流用であるスカートによって顔の印象はお世辞にも...といった雰囲気だったので今回はディテールアップと室内灯組み込みを行いよりかっこよくしていこうと意気込んで加工しました。

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現状行なった主な加工メニューは

・室内灯組み込み

・各部色差し

・カプラー交換

・スカート交換

の4点です。

加工した時系列順に実車写真も交えて記載していきます。

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・室内灯組み込み

個人的に発売前からこだわりたいと思っていたのが室内灯です。

実車のクハ4009は多目的車となっていて、他の車両とは異なり蛍光灯型の暖色LED照明の直接照明となっていて、特に夜間においては他の車両とは雰囲気の異なる色味が出ており、「買ったら絶対再現するんだ!」と意気込んでいた部分になります。

再現するためにトミックスの白色室内灯1本と電球色室内灯3本を入れてみたものの、どちらとも若干自分のイメージと異なっていたので色々調節してみました。

【施行内容】 

・テーブル灯の無い1・3号車は電球色をそのまま搭載

・4号車に白色搭載の上マッキーで着色した用紙で減光しながら色味を調節

・2号車は電球色搭載の上4号車の色味に合わせて同様に調節

実車も2号車が天井部に小川和紙を柿渋で染色したものが使われており、室内灯そのままの状態よりもディテールアップが図られ、照明の色味の違いもイメージ通り再現出来ました。

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・各部色差し、カプラー取替

アクセントとしてガンダムマーカーすみ入れペンを使用してドアのゴム表現を追加しました(写真左)

中間車のカプラーは付属するマイクロカプラー取付用部品を使用して、KATOカプラー密連Bタイプを取り付けています。

一部ドアは実車では座席になっており、その部分は埋め込みとドアスイッチの撤去が行なわれていますが模型では金型流用のためにモールドがそのままとなっているため、差別化のためにもすみ入れをしました。

また、先頭車は後述のスカート取り付けのためにJC6324密連形TN(SP・グレー・電連1段付))を使用してTN化を実施しました。床下のモールド通りに取り付けると連結間隔が狭まってしまいますが、今回は連結は考慮していないのでポン付けとしました。

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・スカート交換

現状行なった最後の加工です。

何度か製品化されていますが、どのロットにおいてもアーノルドカプラーによる併結を想定した開口部の広いものが使われており、今回もご多分に漏れず塗装変更の上流用されており印象を大きく損なっていました。

最初はグリーンマックス製の西武2000系用スカートを塗り替え、加工の上取り付けようかと考えていましたが品薄状態であるということで、ネットオークションに定価未使用で転がっていた銀河モデルの3D-014鉄コレ用西武2000系スカートⅠを購入の上取り付けることにしました。

鉄コレ用と記載はありますが、TNカプラーに接着剤で取り付けるタイプのため車体側には大きな加工無く取り付けられました。

サーフェイサーで塗装した後、ツイッター上で検索して一番イメージに近かったタミヤのTS-75 シャンパンゴールドを吹きつけました。

接着はGクリヤーにて行い、TNカプラーとの接着部分は黒く塗装して目立たないようにしました。

実車同様光の当たり加減で色の雰囲気が変わり、開口部も狭まり元々の造形のクオリティーの高さも相まってイメージ通りの引き締まったかっこいい顔つきになりました。

未加工の通常品との比較も...

通常品ではスカートの連結器部分の湾曲が少なくのっぺりとした印象ですが、取り付けた銀河製のものはくっきりと湾曲があるのも好印象です。

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1編成にここまで加工を行ったのは初めてでしたが、高品質な塗装・印刷やテーブル灯標準搭載といったこだわりを感じる製品をよりかっこよく仕上げることができたかなと思います。

今後はスカートのクリヤー塗装や屋根周りの加工などもしていきたいです。加工したら随時更新していこうかなと...

自己責任とはなりますが、ディテールアップを考えている方の参考になれば幸いです。

 

今回はここまでです。ご覧いただきありがとうございました。