8月23日(土)、伊吹山もりびとの会では近年山頂一帯に勢力を拡大して来た外来植物・ヒメジョオンの除草作業を行いました。
この日は、日頃から伊吹山の保全活動に携わっておみえの霊峰伊吹の会でも除草作業を行われていました。
ヒメジョオンは、1個体あたり47,000以上の種子を付け、さらにその種子の寿命が35年と長いこともあり、驚異的な繁殖能力をもっています。
作業は、メンバーが横1列になって前進し、歩き回って植生を傷めないよう配慮し、ハサミで先ず根元から茎を切り、先端の花穂だけを切り取ってビニール袋に入れて持ち帰り処分しました。
シモツケソウ再生地
この日は、一面のサラシナショウマの白い花の海を期待していったのですが、日照り続きで水不足の性か元気がありませんでした。
反省点は、作業の時期が遅く種を飛ばしてしまった花が多かったことです。
でも、今日持ち帰った種子の数だけは確実に伊吹山からヒメジョオンが発芽する可能性は無くなったので、良しとすることにします。
来年度の活動に活かして行きたいと思います。
今回は花穂の袋で両手が塞がっていて花の写真は撮っていませんが、伊吹山固有種のコイブキアザミが咲き始めていました。





