FaOI2023宮城 最終日 | 花たちとの刻  ~ 庭の花・野の花・羽生結弦さん ~

花たちとの刻  ~ 庭の花・野の花・羽生結弦さん ~

庭の花を中心に、花たちと過ごす時間を記録したいと思います。

FaOI2023Aツアー最終日の宮城公演へ行きました。
当初は日曜日の夜一泊して、翌日、アイスリンク仙台で滑って来ようと考えていましたが、スケートリンクの一般営業が、8月末まで休止になってしまい、何とか日帰り出来そうだったので、宿をキャンセルしてしまいました。
いつか、絶対に滑ってみたいと思います。

 


プレミア席が当選していたので、座席が表示されるまでドキドキしながら待っていました。
そして、席はショートサイドでした。

 ✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿

端っこでしたがジャンプポイントに近く、”やったぁ~”ってなりました。
これまで10年で2度しか当たらなかったショートサイドが幕張に続いて当選し、運を使い果たした感じです。

 

 

 


会場は開演前から熱気に満ち、オープニングの出だしの音で一気に弾けました。
羽生結弦選手は4Tを目の前で成功、”どうだ!”って決め顔いただきました。
これだけで、ここに座った値打ちがあったと思いました。
印象が強すぎて、オープニングの他の記憶が戻って来ません。

 

ずっと飛ばして、 DA PUMPのISSAさん、KIMIさんとのコラボレーションによる「if...」
羽生結弦選手の黒いシルエットが見えた途端、会場が揺れるような歓声が上がりました。
それでも、リンクが近いので、目を凝らしているとスケート靴が氷を捉える音、スパイラルの風切り音が聞こえてくるような気がしました。
音楽が始まると、そこはもう異空間。
ISSAさんの歌声、KIMIさんのラップのリズム、楽器の振動、その全てであるスケーター羽生結弦。
観客も巻き込まれ、そこには、何もかもが一体となったこれまで経験したことがないような時空が確かに存在しました。
日常が続く今、あの瞬間は何だったのだろう…と、言葉が見つからないまま薄れて行く記憶を彷徨っています。

フィナーレの記憶は不鮮明です。
周回の時の、羽生結弦選手の小首をかしげたふにゃっとした汗だくの笑顔の記憶だけが残っています。

 


私は、やたらスタオべする人では無いのですが、演者の息遣いを感じられる近くで見てしまうと、心を鬼にした立ち上がらなかった一部を除き、その一所懸命さに思わず立ち上がってしまいました。
スタオべは厳選すべしという意見もありますが、反射的に腰が浮いてしまう時に、素直に立ち上がれば良いと思います。
リンクから離れると、私もあまりスタオべしなくなります。
一番離れた席まで届く演技が出来るスケーターは多くありません。

Bツアーは神戸土曜日に行きます、楽しみ。