こんにちは
今日は、とある春のお花をピックアップ
イブキハタザオ(伊吹旗竿) アブラナ科ヤマハタザオ属
伊吹山は薬草の多い山として、古くから学者が植物研究していたと言われ、
伊吹山で初めて採取され、学会に報告された植物も多かったそうです
そのため、イブキ(伊吹)の名の付く植物も多いです
そんないろいろなお花が咲く中で、今回イブキハタザオを選抜した理由とは・・・
似たような時期に咲くハクサンハタザオとの区別が難しいから
花の色も一緒、花びらの枚数も一緒・・・
私は違いが全然分からず、今でもときどき不安になることがあります
スカイテラス伊吹山で販売しているお花事典によると、
イブキハタザオは
「山地の林内や岩場に生える高さ10~30cmの多年草である。全体に純白の星状毛を密布するのが特徴で、ハクサンハタザオの変種とされている。伊吹山山頂付近の日当たりのよいいわばに多い。伊吹山で最初に発見された。」
一方、ハクサンハタザオは紹介されていません
これは難しすぎる。。。と思って、
山小屋さんや伊吹山を愛するボランティアの方に聞いたところ、
茎や葉に特徴があるとのこと
よーく見てみると確かに違いがありました
イブキハタザオの場合、白い毛で覆われています
ハクサンハタザオの場合、毛は無く、スラっとしているように見えます
これが、私が教えてもらった見分け方の特徴でした
他にも、別の見分け方があれば教えてください
そんなイブキハタザオは、
5月16日(木)更新の伊吹山週間開花情報 第5号で開花を確認しました
残念ながらハクサンハタザオは確認できませんでした
昨年もイブキハタザオを最初に開花を確認し、そのあとにハクサンハタザオの開花を確認したので、もう少し先なのかなと思ってます
それでは最後にこれは何でしょう
おしまい
伊吹山ドライブウェイスタッフ岩田
(正解はイブキハタザオ)