先日、たまたま狛犬についての文章を目にしました。狛犬の事なんて今まで1度も考えたことがありませんでしたが、でもやはり小さい頃からときどき目にしていたのかもしれません、すぐに絵が頭に浮かびます。面白いなと思ったのは、右と左の狛犬の口の形についてです。1匹は「あ」、もう一匹は「ん」と言っていて、阿吽の呼吸の由来にもなっています。「あ」はサンスクリット語の最初の文字で「ん」は最後の文字で、これは宇宙の始まりと終わりを表しているそうです。さすがスケールが大きいです。

買い物ついでに家の近くの神社にちょっと確かめに行ってみました。ちゃんと阿吽の呼吸で神社を守っていました。右側の狛犬は腕の中に子供を抱き、左側の狛犬は玉に手をかけていました。おそらく子供は子孫繁栄、でも玉は何ということでちょっと調べてみました。

これもいろいろ説はあるようですか、玉は「物事がうまく転じますように」という意味があるそうです。玉を口に加えている狛犬もいるようで、これは言葉に関する戒めの玉だそうです。いろんな事が思うようにいかない世の中、ネットでのちょっとした発言が人を傷つける世の中、今の世の中にぴったりの願いだと思います。


ちなみに下の娘に、夏休みの自由研究にどうかと勧めてみたところ、残念ながらこれもあまり興味がないそうです。


※ 今日、別のお寺の前を通ったら、狛犬が二匹とも口を開けていました!?

これは興味深いです。