(物語の登場人物)





タルト→ミニチュアダックスの男の子。5才。寝ることとササミジャーキーが好き。飼い主の夫婦に愛されている。根は真面目だが、時折、天然のあざとさを発揮する。草原をかけるシマウマにあこがれている。





犬頭様(いぬがしらさま)→犬の守護神。かの昔、主人を命がけで守り、その功をたたえ、まつられるようになった犬界の英雄。タルトとはひょんな縁で知り合い教えを授けるようになった。




「言葉にせねば伝わらぬ」


犬頭:おお、タルトよ、ご機嫌じゃのう。


タルト:こんにちは、犬頭様♪あれから、気になってたシフォンちゃんとお散歩中にばったり出会って、僕、勇気を出して話しかけてみたんだ。


そうしたらね、へへへ♪続きを聞きたい?


犬頭:むむう、気になるのう。若者が年寄りをからかうものじゃないわい。


タルト:ごめんなさい。嬉しくってつい舞い上がっちゃってるの。


それでね「最近お顔見なかったから心配だったんだ」って伝えたらね、家族でわんこのお宿に泊まってたんだって。


犬頭:なるほどのう、飼い主にまとまった休みが取れたのじゃな。


タルト:そうみたいなの。それでねそれでね「私も前から見かけるたびに気になってて、一度お話ししてみたかった。話しかけてくれてうれしい。」だって♪


犬頭:それは良かったのう。これもお主が思いを言葉にして相手に伝えられたからじゃのう。


まずは言葉にして相手に伝えてみる。もし反応が薄ければまた次の手はその時に考えればよいのじゃ。


タルト:うん。犬頭さまの言葉のおかげです。ありがとう。


犬頭:うむ。