クロモジワークショップのお話の続きです
ワークショップで近年頻繁に取り入れているのが蒸留
蒸留の仕組みがよくわかるように
ガラス製のリカロマhome+という蒸留器を使っています
出来立てホヤホヤの蒸留水をお土産にできるのはもちろん魅力だし
どれくらいの植物を使って精油１滴が作り出されるのか
とってもよくわかるんですよね
クロモジの蒸留水は
香りの良さを活かしてフレグランススプレーにしたり
溶け込む成分の特徴からスキンローションにしたりと楽しめます
フレグランススプレーにと思ってくださった参加者さまから
「１歳の子どもと一緒に使って大丈夫ですか？」
というご質問をいただきました
蒸留の様子と共に説明すると
わかりやすいなって思っています
この蒸留器で使うハーブ量は約５０ｇ
うまくいけば精油１滴が採れるかどうか
というのが約５０ｇという量です
お土産でお渡ししたクロモジ茶は、
１.２gがひとつのティーバッグに封入されていました
ということは、約４１杯分のクロモジ茶に使うクロモジを
蒸留で使っているということになります
蒸留水はとってもいい香りがしましたが
いつもはうっすらと浮かぶ精油が
今回はほとんど浮かびませんでした
精油１滴って、それほどまでに大量のハーブが元となっているんですね
だから使用する際には
植物の状態と同様の濃度まで希釈して使用するわけです
そう考えていくと・・・
出来立てホヤホヤの蒸留水をフレグランスプレーにした場合
この中に含まれる精油量というのはごくわずか
しかも、揮発する香りをスプレーで瞬間的に噴霧するだけですから
空間にとどまる精油というのは本当にごくわずかと言えるでしょう
それでもクロモジの蒸留水って、とっても力強く香るんです！
だからお子さまとのご使用に不安を感じられたのだと思います
精油の濃度としては心配しなくてもいいと思いますが
小さいお子さまは嗅覚がとっても敏感
大人で心地良く香る強さだと、強すぎると感じるかもしれません
お子さまの様子もみながら
換気もしながら
シュッ、シュッ、と楽しまれると良さそうですね！！
家庭での色んな楽しみをご紹介したクロモジワークショップ
単発のワークショップといっても
アロマセラピーやハーブのことをたくさんお伝えしています
とはいえ、もちろんお伝えしきれていないことがたっくさんあるんです
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