香りの好みの変化を見つめる

アロマを使い始めたばかりの頃は、
親しみやすい柑橘系の香りをよく楽しんでいました。

アロマを勉強し始めて、
いろんな香りがある、いろんな効能がある
ということを知り始めると、
効能を考えながら香りを選ぶようになりました

嫌いな香りというのは特にないのですが、
アロマに触れる生活を続けるうちに、
「今日はこの香りは受け付けない」
「なぜか無性にこの香りに惹かれる」
という感覚が芽生え始めました。

そして、日によって変化する香りの好みから
自分の状態を見つめなおすことができるようになってきました


「今までこの香りは苦手だったけど、なんかイヤじゃないなぁ・・・」
「この香り、大好きなはずなのに今日は違う・・・」
などという気持ちに出会ったとき、
ご自身にどんな変化があったかを振り返ってみてください。

転職したばかりで緊張が続いている
考え事が多くて頭の中がグルグルしている
やる気がでてきて、もっともっと自分を高めたいと思っている

自分を取り巻く環境、身体のコンディション、心の変化
といったものを見つめなおすと、
なぜ苦手だった香りが今は受け入れられるのか
なぜ好きなはずの香りが今は受け入れられないのか
が見えてきますよ

例えばシダーウッドやベチバーを好んで使うとき、
私は考え事が多かったりして地に足ついていない状態のことが多いです。


精油は、いい香りで癒しを与えてくれるだけでなく、
自分自身の状態をも気づかせてくれます

香りの好みに変化を感じられたとき、
この精油はどんな効能だったかな
なぜ自分はその精油を欲したのだろう
今の自分と環境はどんな状態だろう
というように、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。

きっと、色んな気付きが得られますよ。
気付くことができると、対処することができますよ