ようやく重い腰を上げ、足踏みろくろの調整に乗り出しました。
5月11・12日のフィールド オブ クラフト 倉敷 で実演する足踏みろくろとはこのこと。
思えば10数年前、石川県は山中での修業時代にこの足踏みろくろを使ったアルバイトを思い出さずにはいられません。お客さんが来ない時には自分の思うままの形に、ギコギコ踏みながらお椀を挽いたものです。
調整に邪魔なやぐらの柱を外しての作業
ん~、もうちょっと力強く回ってほしい・・・
それから10数年ぶりのギコギコ。
「ん?全然あかんやん」
あの頃のようにリズミカルにシャカシャカ挽けない。
さては「歳か?」
いやいや、調整が必要なだけでしょう。
ろくろを回すベルトの長さを変えながら、現状合わせでギコギコ踏みつつ調整していきます。
夕方近くには、だいぶイメージに近い感じで挽けるようになりました。
もう一歩というところで明日に持越し。
ふ~、でもこれで何とかなりそうです。