残念ながら南斗聖拳の使い手ではないhideは、バンドソーを使って地道に材料をバラバラにして、まずは四角い木片に。

うつわ 大好き!-2012グズ生07
まずは四角い木片のタワーが完成


次にその角っこを取って、更に丸に近づけていきます。

最終的に、業界用語で「前切り」とか言われる木地の完成。

地味だけど夏場は結構ハードな作業です。


うつわ 大好き!-2010グズ生08
「前切り」の2連結タワーが完成


ここまでで粗挽きの準備が完了です。

こっらは、ストレス発散!とばかりにろくろ作業のスタート。

がんがん挽いていきます。


うつわ 大好き!-2010グズ生09
まずはお椀の外側、高台のある方です


うつわ 大好き!-2010グズ生10
お次は内側、料理を盛る方です
かんな屑がにょろにょろと出る臨場感のある画が撮れました


グズグズの生はまだまだ木地が柔らかいので、「ビィヤーっと」挽けます。

製材の時の気持ちが「うんがぁ~」だとすると、粗挽きの時は「ひゃっほ~!」という位の雲泥の差。


うつわ 大好き!-2010グズ生11
これで粗挽きは完成


後は、このまま何もしないで「置いとく」だけ。

中挽きまでの約半年間放置しておきます。

栃のグズ生よ、しっかり乾いておくれやす。