「グズ」なんて、「のろま」と言われている感じでいかにも不快です。

それなのに「グズグズ」と反復したひにぁ、もう。


でも、我々が使う「グズグズ」には「愚図」という意味合いはないんです。

ちょっとした擬態語で、水が滴り落ちるほど「ビシャビシャ」という意味で使っています。

ま、どっちにしてもあまりいい印象ではありませんが・・・


廿日市市の大逸木材さんのご厚意で、「グズグズの栃の生木」を低価格でわけて頂きました。

こんなにグズグズの木を扱うのは久し振りです。

やっぱりなんか、あまりグズグズというのは、栃の木に悪い気がしますね・・・


出来るだけ生木の状態で仕入れるのですが、何分一馬力ですからなかなか手が回らない。

そんなこんなで、せっかく加工しやすい生木がhideの目前でどんどん乾いて固くなっていく日々が続いていた訳です。

うつわ 大好き!-2012グズ生01
チェーンソーでばらばらになった栃の木

やっぱ久々の生木は重い!

ほんと、冗談抜きでちょー重いんですよ。

きっと一枚100kg近くあると思います。

それをチェーンソーでばらばらに切り刻んだところです。

できりゃ、曇りの日がよかったのですが、火曜の貴重な梅雨の晴れ間に作業を開始。

汗だくになりながらも、ついこの間運んでもらった栃3枚をやっつけてやりました。

お次のステップは、木取り。

丸○書いて、バンドソーで製材です。