hide一家が広島に移住して早3年半。
引っ越してすぐの頃は、木材の仕入れなど分からないことばかりでした。
そこで、近いという理由で勝手に頼りにさせて頂いているのが、車で15分位の所に工房を構える木工作家の宮本輝明 さんです。
先日も木工機械の件 でお世話になったばかり。
今日はそのお礼も兼ねて、久しぶりに工房へおじゃましました。
宮本さんは、現在では主流となりつつある様々な生活用品など小物を作る木工家とは一線を画しています。
基本的にオーダー家具のみを作られていて、工房として使われている昔の小学校の校舎の一部はご自分の作品を展示するちょっとしたショールーム。
hideのようにギャラリーさんと取引きをせずに、お客さんから直接オーダーを受ける形でやっておられます。
木工作家としては理想的なスタイルですね。
話していると、「ああ、この人 職人だなぁ」と感じることが随所に。
引出しもいっさい合板を使わず全て無垢材で仕上げます。
でも、その作品からイメージするのは「職人」ではなく、やはり「作家」であり「アーティスト」。
細部まで丁寧に仕上げられたその仕事が、全体として優しい雰囲気を作り上げているのでしょう。
いつでも気さくに相談にのってくれ、親分肌気質さえ感じる宮本さん。
きっとわがままな注文にも誠実に応えてくれますよ!