日頃より茨城生科研に対し、多くの皆々様から多大なる御支援とご愛顧を賜りまして、誠に有難く心より御礼を申し上げます。

さて、前日は弊社のHPの一部デザインを変更させていただいた旨の更新をさせていただきました。
(合わせて求人についても・・・  求人は絶賛募集中でございます)

その中の「葉面散布肥料」のタグを開いていただきと、

な・なんと

新しい商品を載せてあるではありませんか。

弊社の取扱いの葉面散布と言えば

「メリットシリーズ」

葉面散布のパイオニアと言っても過言ではない、肥料ですが
その「メリットシリーズ」の高濃度散布用として新しく発売されたのが


エアフル青


エアフル赤

です。

近年、ドローンによる散布が水稲をはじめ、カンショやジャガイモにもかなり普及して参りました。


この「エアフル青」「エアフル赤」ですが、基本的な成分は、あの「メリット青」「メリット赤」とまったく同じです。

大きく違うのは、本当に高濃度散布、つまりドローン散布に対応できるように一部変更しただけです。

なので、効果・効能は「メリットシリーズ」とまったく同じになります。

ちなみに

エアフル青⇒生育促進、樹草勢の回復
エアフル赤⇒肥大促進、徒長抑制、品質向上

になります。

使い方としては、

「エアフル」を5倍(重量比)に薄めて散布すると言う事です。(容量比だと6倍希釈になります)

また、希釈液の散布量は10aあたりで0.8~1.6リットルになります。


使用上の注意としては、

・基本的他液肥や他の資材との混用は、安全面を考慮して推奨はできません。

・動噴やブームスプレーヤー、スピードスプレーヤー、ハイクリ等には想定の散布量との違いにより葉焼け等が発生する恐れがあるので、使用しないでください。

(施用する場合は、メリットシリーズをご使用ください)

・必ず希釈倍率を順守してください。また、10aの散布量ですが、希釈液で0.8~1.6リットルは守ってください。

・原則農薬との混用はせずに、単用での施用をお奨めしております。

また、実施にご使用する場合には、作物・品種ごとに小規模で散布試験を行い、安全性をご確認いただくことをお勧めいたします。


大まかな参考希釈は以下の通りです。()は容量比の場合

タンク容量 5㍑の場合 エアフル1㎏(0.8㍑)

タンク容量 8㍑の場合 エアフル1.6㎏(1.3㍑)

タンク容量 10㍑の場合 エアフル2㎏(1.6㍑)

タンク容量 16㍑の場合 エアフル3.2㎏(2.6㍑)

タンク容量 30㍑の場合 エアフル6kg(5㍑)

になります。

希釈液を作り場合、皆様がご存じだとは思いますが、例えば16㍑のタンクに水16㍑、エアフル2.6㍑入れると溢れます。エアフル2.6㍑の場合は水は13.4㍑になりますので、ご注意ください。


なお、本情報は茨城県内向けに作成しておりますので、他県では取扱いが無い場合もございますので、ご了承ください。

茨城県内のお取り扱いについては、JA様にて購入する事が出来ますので、よろしくお願いいたします。



2025年が明けてすでに22日も経過してしまいました。(汗)

今年初めての投稿になりますので、今更ですが改めてご挨拶をさせていただきます。

2024年も多くの皆々様に㈱茨城生科研のSNSをご覧いただき、またご支援とご愛顧を賜り、心より感謝と御礼を申し上げます。

本年はも昨年と同様にお引立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

さて、本年は巳年でございます。

よくヘビに例えられて、脱皮を繰り返して成長すると言う事から、変化をしながら進んで行くこと年だと言われております。

弊社も今年創業30年を迎えております。
31年目に向けて、新たなことにチャレンジし成長していきたいと考えております。

で、その一環ではないのですが、弊社のHPのデザインを一部変更しました。
今までの情報をご提供させていただきとともに、Instagram等にも積極的に更新し、皆様にアクセスしやすいように致しました。


また、以前にも掲載いたしましたが、弊社茨城生科研では、現在求人募集を行っております。

その求人の案内ページもhomeタグの隣に作成いたしました。

業界の経験があればいいですが、経験が無い方でも大丈夫です。また、将来就農を考えているのだが、いきなり農業に飛び込む前に、肥料等の営業等を経験して業界を知り尽くしたいという方でも、大丈夫です。

人手不足の昨今、様々な業種がある中でなかなか選択肢として、入れてもらえないかもしれませんが、そこをあえて選択肢の一つとして考えていただけると幸いです。

なお、募集にさいしてはハローワーク様への連絡をお願いいたします。


いずれにしても、本年も不定期ではありますがより良い情報をご提供できるよう、精進して参りますので、改めてよろしくお願いいたします。



平素は、茨城生科研に対し多くに皆々様からご支援並びにご愛顧を賜りまして、誠に有難く厚く御礼を申し上げます。

12月も中旬になり今年も残すところ2週間とちょっととなりました。

12月になり、これまでの暖かさが何だったのかと思うくらい急激に温度が下がってきました。事務所所在地の笠間市岩間地区でも、早朝の気温がマイナスになる日が何日もありました。

四季折々の季節感のある日本でしたが、ここ数年は四季ではなく三季ではないかと思うくらい、秋を飛ばして冬になり、気温が急降下になっているように感じます。また、インフルエンザをはじめとする感染症に罹患している方も急増して、地元の小学校では学級閉鎖になっているところもありました。

そんな世の中ですが、農作物もとんでもないことになっているようです。特に露地作物の価格が高騰しております。自分自身キャベツを栽培しているので、さすがに12月中旬になれば価格も落ち着くかな~って思っていたのですが、まだまだ高い状況が続いていて、もうびっくりです。


さて、毎年同じことを記載しておりますが、いつもこのくらいの時期に書いている「イチゴの厳寒期の管理について」を改めてアップしていきますので、よろしくお願いいたします。

まず重要なポイントとして、

〇薬剤散布は、気象情報(特に前後)をきっちりと確認して、ミツバチの訪花に影響がないように注意して行ってください。

〇厳寒期のかん水はなるべく毎日・なるべく早い時間で行ってください。

〇朝の湿度はガク焼けやチップバーンの原因になります。しっかり湿気を抜いてから温度を上げるようにしてください。


☆温度管理について

・朝はゆっくりとした温度上昇と地温の確保のために内張りは早い時間から全開に!

・午後の気温をしっかり管理してください。

・気温が30℃以上になると生育が低下しますので注意してください。

・日中20℃以下になると生育が停滞し、奇形果や株疲れの原因になります。

・午前中の炭酸ガス施用は効果的ですので、実施する事をお奨めいたします。

た、圃場巡回等を行っていると、午後のハウス内の温度が低すぎる方が結構おります。働く方が暑くなっている場合に、低く管理する傾向にありますので、イチゴに合わせた温度管理。午後は25℃をキープするようにしてください。

<温度管理の目安>

(朝) ハウス内の温度が20℃以上になったら、☆内張りを全開にして光を取り入れて地温を確保しましょう!

(午前中) 基本的に内張りを開けた状態でゆっくり25℃以上まで温度を上げてから換気を行いましょう。そして、午前中は20~25度で管理するようにしましょう!

(午後) 午後は、午前中よりもやや高い25~30℃で管理してください。内張りは陽ざしがあるうちはなるべく開けておき、光線を取り入れ地温を上げて、夜温の確保に努めるようにしてください!

(夜間) 夜間は8℃前後を確保するようにしてください。ハウス内の温度が5℃を下回る場合は、午後の温度をやや高めにして、内張りカーテンも早めに閉めるなどして温度の確保に努めてください。


<かん水について>

厳寒期のかん水は、基本的に毎日、早い時間でのかん水施用をお奨めいたします。通常厳寒期には、地温よりもかん水に使用する井戸水の方が温度が高い圃場が多いようです。その場合は、毎朝早い時間時かん水を行なった方が地温より高くなり、厳寒期の生育が良くなります。地温計を設置して地温と井戸水の水温を把握してより適切なかん水施用を行うようにしてください。


<葉面散布について>

ポイント)

曇天が続いたらリン酸とカルシウムの葉面散布を!

<リン酸は太陽光と同じ植物のエネルギー源です。曇天の時は特にリン酸の補給を行いましょう>

厳寒期は地温よりも気温の方が高いのでかん水よりも葉面散布の方が吸収効率が高いです。定期的に葉面散布を行うことで、より効果も発揮します。


☆奇形果の軽減とチップバーン防止に

ホップアップ300倍+カルタス500倍で週1回程度定期的に葉面散布してください。

☆とちおとめは、なり疲れ対策としてジベレリンを生育状況に合わせ1~3ppmで20日に1回程度定期的に葉面散布してください。

・ジベレリン液剤40mlを200㍑に薄めて1ppmになります。約66㍑に薄めて3ppmになります。

※とちおとめは草勢が強い場合でも、薄い倍率で必ず時期に散布してください。

※電照を行っている場合はジベレリンの必要はありません。電照は夕方の日長延長方式で、日長が13時間になるように行ってください。

※特別な場合を除き、いばらキッス・やよいひめは基本的に必要ありません。


<かん水での追肥について>

根域への酸素の補給いために、MOXを月に1回程度で10aあたり10㎏をかん水施用してください。

葉面散布にも書きましたが、曇天時のエネルギ―補給と果実肥大のために、リン酸をしっかり吸収させてください。

施用液剤としては、新トーシンPK5~10㎏をかん水してください。

※新トーシンPKに配合されているリン酸(ポリリン酸)はエネルギーが多く、肥効がよいリン酸です。

次に果実の肥大と窒素の補給にアミノキッポ5~10㎏を週に1回程度かん水施用してください。

ただし、「いばらキッス」や「やよいひめ」は肥料の感受性が良いため、草勢を見ながら追肥の間隔を調整してください。

また、「いばらキッス」や「やよいひめ」は、即効性の「ライブリー」をアミノキッポの間に入れて5~10㎏かん水施用してください。

そして、イチゴのなり疲れの軽減に、「新チャンス液S10㎏」と「メリットM3㎏」を2週間おきにかん水施用してください。そして、「トーシンCa2号」を5~10㎏を月に2回程度(14日おき)かん水施用することにより、カルシウムの補給になり、頂部軟質や先青果の軽減につながりますので、施用するようにしてください。


言うまでもないと思いますが、良いイチゴをより多く収穫するためには、先を見越した管理と栄養補給が必要です。上記を参考にしていただき、より良いイチゴの生産をお祈りしております。








平素は、茨城生科研に対し多くの皆々様から多大なる御支援とご愛顧を賜りまして、心より感謝を申し上げます。

前回の更新から少し時間がたってしまいました。(ちょっと焦っております)

明日から11月になります。

早いもので、今年も残すところあと2か月となってしまいました。

が、ここにきてやっと秋めいては来ましたが、これまでの気温と言うと、10月だと言うのに夏日を連日記録したりして、通常長袖の洋服を着る時期なのに、まだまだ半袖でいられるような気候でした。

そして、10月は比較的晴れの得意日だったと思うのですが、天気が良かった日が非常に少なかったです。今日(31に)の日照時間が10時間以上だと、なんと26日ぶりだとテレビのニュースで言っておりました。

さて、イチゴですがあちらこちらでマルチを張り巡らせている光景を目にします。いよいよイチゴも冬支度が始まりました。

そこで、今回は「イチゴの厳寒期に向けた管理について」と題し、更新して参りますのでよろしくお願いいたします。

<管理のポイント>

なり疲れの防止と果実肥大、品質向上のための追肥管理をしっかり行いましょう。と言う事です。

まずは、葉面散布での対策として

・発根促進と、腋果の充実のために

 ホップアップ300倍 + 根っこりん300倍 

5~7日おきに2~3回葉面散布を行ってください。

・出蕾後、奇形果の軽減と厳寒期の軟質果対策に

ホップアップ300倍 + カルタス 500倍

7日おきに定期的に葉面散布してください。


次にかん水による追肥のポイント!

エネルギーの補給と果実肥大のためにリン酸をしっかり補給!

活着から収穫開始まで「新トーシンPK 5kg」を7日おきに定期的にかん水施用を行ってください。※曇天が続くような時には特にリン酸を補給してください。


マルチ後の発根促進のために

新チャンス液S 5~10㎏ + メリットM 3㎏ 

10日おきに2~3回かん水施用してください。


また、季節外れの大雨や台風などの発生も懸念されますので、気象情報には十分に注意してください。




日頃より、茨城生科研に対し多くの皆々様から多大なる御支援とご愛顧を賜りまして、誠に有難く厚く御礼を申し上げます。

9月も中盤に差し掛かって参りました。少しは秋めいてきた感じもありますが、まだまだ残暑が厳しく日中は、熱中症のリスクもありますので、農作業等の屋外作業の時は十分に注意をして行うようにしてください。

さて、今回はタマネギ栽培の肥料提案です。

その前に昨年のタマネギの状況ですが、決して良かったという年ではなかったと思います。早い段階からべと病の発生が確認されたり、生育が思いのほか悪く、倒伏が例年より早く、肥大もあまりよくありませんでした。

気候や連作障害と要因もあるとは思うのですが、苗ではまず健苗育成、そして畑では、土づくりの徹底と、改めてしっかりと行う必要があると思います。

そこで、まずは良い苗を作ってもらうために、肥料の管理をご提案させていただきます。

タマネギの育苗が期間が長いので、病害虫の管理をしっかりとした上で、しっかりとした苗に作り上げていくために播種後、本葉2葉期頃から
メリット青300~500倍
を7日おきに、3~5回程度、葉面散布を行ってください。
また、光合成の促進のために、上記メリットに

「グリーンセーフプラス」1000倍液を混用するとさらによく、株揃いの良い苗に仕上がってきます。


そして、さらにがっちりとした苗にに仕上げていくために、育苗中カルシウム補給と言う事で
「カルタス」500倍を適宜葉面散布してください。
そして、定植後の発根を促し、活着を促進するために
「根っこりん」250倍で定植の7~10日前に1回葉面散布を行ってください。


※天候不順で苗が徒長してしまった場合は、メリット赤300~500倍で状況に応じて適宜葉面散布を行ってください。