先日
不登校のお子様の保護者対象「進路学習会」で
体験談をお話しさせてもらう機会がありました
人前で話すのは子どもの頃から苦手で
今回も話しているうちに
感情があふれ出てきて
何を話しているのか
よくわからなくなってしまい...
そして一番伝えたいことを
言い忘れてしまいました...
今回、事前に何を話そうか考えた時に
今までの子育てを振り返ってみたのですが
息子の子育ては
生まれた直後から
育児書通りにはまったく行かず
逆に育児書があるから
悩まされ続けていたんだなと
そして悩み続けて14年
最大の修羅場
「俺は社会のクズだ!
この世に必要ない人間だから死にたい!
でも自分で死ぬ勇気はないから殺してくれ!」
この言葉を毎日聞かされ
たどり着いた私にとって
心地よい子育て方法は...
🍀子どもの生きる力を信じる
🍀子どもと信頼関係を築く
あなたは私にとって大切な存在
社会にも必要とされている存在なんだと
伝える
🍀親子でも価値観は違う
子どもと自分は別の人間
だから自分の価値観を押し付けない
🍀とことん話し合う
私の意見や思いはすべて伝え
息子の思いなどもすべて反論せず聞く
そして最終的に決断するのは息子
🍀心身ともに疲れている時は
とことん休ませる
🍀好きなこと、得意なことなど
やりたいことを大切に
🍀失敗しても大丈夫
失敗ではなくただ経験しただけ
🍀「今どうしたいのか」を考えて選択する
将来どうなるかなんてわからない
だから今の想いを大切に選択する
その時の選択はすべて正解で
もし途中で違うと感じたら
立ち止まって考えればいい
🍀受験の合否は関係ない
一生懸命取り組むことが大切
もし不合格だったら
その学校とはご縁がなかっただけで
自分に合う場所が他にある
🍀昼夜逆転など不規則な生活をしていても
指摘しない
うちの息子の場合
規則正しい生活をしなければ!
と思って努力しているのにできない
それなのに指摘されると
自分はダメな人間なんだと余計落ち込み
自己肯定感が下がってしまう
そしてそして
何よりも一番大切にしていたことは
🌟私自身の人生を楽しむこと🌟
息子が第一志望校に合格したとき
【生まれて初めて自分の人生を肯定できた】
と言ったのですが
その言葉を聞いて
生まれてからずっと
少数派の子育てをしていたけど
初めて多数派の子育てに
(言葉は良くないかもしれないけど)
だけど
少数派の子育てを経験してきたからこそ
ちょっとしたことでも喜びを感じられたり
いろんな人との出会いがあり
いろんな人の優しさに触れ
自分らしく生きられるようになったのです
渦中にいる時は
真っ暗闇なトンネルの中にいて
まったく希望の光が見えず苦しかったけど
視点を少し変えただけで
絶対に抜け出せないと思っていた
トンネルに光が見え始め
抜け出すことができました
今となってはすべて良い思い出に〜
こうゆう経験をさせてくれた息子に
感謝しています