おはようございます☀
今日は、平日の35系統です。5時43分出勤で12時58分退勤です。労働時間は7時間15分ですので計上される残業時間は0ですが、運行するだけで計上される残業時間が40分あります。休憩は2回で、合計1時間11分あります。走行は93キロです。なお、前日からの休息期間は9時間22分でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240416/17/ibroxpark19/71/3c/j/o0810108015426685791.jpg?caw=800)
あまり意識をしていなかったのですが
平日の34系統・35系統
って、前日からの
休息期間が
2日連続で
9時間22分
なんです(涙)。いつも34系統を終えた日に宿泊していますが、2日連続で9時間台なのを昨日初めて知りました。私の場合ですが、休息期間が9時間台の時は
営業所の仮眠室で宿泊
しています。睡眠時間を
最低7時間は確保したいから
です。私以外の運転手でも、遠方にお住まいの方は休息期間が短い時は
同じように仮眠室で宿泊
しています。入社直後の頃に、当時の指導乗務員から
「寝ることも仕事の内です」
と言われました。当時の休息期間は、今よりも1時間短い8時間でしたので、容赦なく仮眠室で宿泊していました(笑)。但し、洗濯物が多くなってしまうので、2日連続では泊まりません。そのため、営業所に宿泊したのは昨日だけです。寝不足にならないための、一つの手段です。
毎日の系統について、このブログでお伝えしております。これをご覧になられた方が、思われるであろう事。それは
やたら休憩が多くて長い
です(笑)。これは、私が路線バス会社に入った時も思いましたし、妻も毎日の運行内容を見て
「休憩が凄く多いね」
とも言ってました。今日で例えると、7時間少々しか働かないのに休憩が1時間以上もあるのです。まあ、2回に分けられておりますがね。でも、他の業種と比較しても
やたら休憩が多くて長い
んです。別に、折り返し運行の待機時間を休憩として計上している訳じゃあございません。業務日報に記入する休憩時間を、そのままブログにも掲載しているだけです。じゃあ、路線バスの運転手って何故ゆえに休憩が多くて長いのか?その答えは
知りません(笑)。
だって、みんなに聞いても知らないですし
「休憩が多くて長いのはエエ事だ!」
ってしか答えが帰って来ないんですから(笑)。ですので、正確な答えは説明できません。しかし、そこは調べるのが大好きなヤツです。
「多分、これだろうなあ」
って答えらしい事を見つけました(笑)。それは
厚生労働省の規定によるため
かと思われます。厚生労働省が
自動車運転者の
労働時間等の
改善のための基準
っつうのを定めているのです。別称で「改善基準告示」ってなってます。それによりますと
ドライバーの連続運転は
4時間が上限
と規定されています。で、4時間が経過したら運転を中断して
30分以上の休憩等を
確保しなければならない
となっているのです。ここで言う「ドライバー」とは、トラックやバス・タクシー等の
営業車を運転する人
ですので、我々もこの規定に従って休憩を確保できる運行系統となっているのです。長距離トラックや高速バスのドライバーって、ひたすら高速道路を走り続けているイメージがあるかと思いますが、実際には4時間毎に休憩を取っているのです。
で、これを守らなかったら一体どうなるのか?それも調べてみましたら
改善基準告示は法律ではない
ために
罰則の規定が無い
のですって(笑)。性善説のように
会社側に
遵守するように
求めているだけ
だそうです。
「そんなんやったら、やりたい放題やん」
と思ってしまいますね。でも、ご安心下さい。世の中には
チクるのが大好きな人も居る
のです(笑)。特に、その会社を辞める人・辞めた人なんて無敵ですよね?なので、そういった方に労働基準監督署へチクられると
労働基準監督署から
是正勧告や指導が入る場合もある
そうです。うん、実に中途半端な表現ですね(笑)。諸外国のように、ダメな事はダメと言えない日本人を象徴していますね(笑)。でも、もう一つバレる方法があります。それは
運輸局による監査が入った時
です。重大事故を起こしてしまったり、法令違反を運輸局へチクられると
事前通告なしに監査が入る
のです。この時、告示が守られていないのがバレると
車両停止処分などの
行政処分を受けてしまう
のです。厚生労働省よりも、国土交通省の方が厳しいのでしょうね。
休憩が多いって、私は嬉しい側の人間です。しかし、中には休憩を短くしてでも早く帰りたい側の人も居られます。決められた規制ですし、それに従って運行系統を組まれている会社ですので。もう諦めるしか無いと思ってますが(笑)。まあ、思ってる以上に自由に働ける業界なのかな?身体的には、かなりラクな方だと思っています。まっ、考え方は人それぞれですが。