Kからの脱却 | 路線バス運転手してます

路線バス運転手してます

2021年7月、44歳で転職して路線バス運転手してます。この業界は初めてです。大変かどうか、やりがいがあるかどうか、勤務などの全てをさらけ出して行こうかと思ってます。

おはようございます☀️

今日は、平日の16系統です。6時20分出勤で、19時25分退勤です。労働時間は13時間05分ですので、4時間05分の残業時間が計上されます。また、運行するだけで計上される残業時間が30分あります。休憩は3回で、合計3時間43分あります。走行は157キロです。なお、前日からの休息期間は10時間43分です。



路線バス運転手の大半がK、つまりKUZUなヤツ等だとお伝えして来ました。指示されたことを守らなかったり、言われてもない事を勝手にしたり、無料乗車証を利用してお乗り頂いたお客様に御礼を言わないなど。我々は、路線バスを運転しているほかに接客なども行なっております。それなのに、人を選んで「ありがとうございます」を言うなんてねえ。また、以前にもお伝えしましたが、お客様に質問されたことに対する回答が


横柄な言い方で返答


する運転手が多いのなんの。私と妻は、テレビ東京が制作している


ローカル路線バス乗り継ぎ旅


を視聴するのが大好きです。先日も、新しくリニューアルした「ローカル路線バス乗り継ぎ旅W」が放映されていました。仕事の都合上、リアルタイムで視聴できませんので録画し、昨日やっとこさ視聴したのです。すると、秋田県のとあるバス会社の運・・・いやっ、恐らくですがKでしょうね(笑)。そのオッサンKは


「こちらのバス、○○へ行きますか?」

「行くよ」

「何時何分出発ですか?」

「○時○○分」


聞かれたことへの回答が、全てタメ口。しかも、一部エリアだけですが


テレビで放映されるのに


です。お客様が年上・年下なんて関係ありませんよね?もし、コンビニエンスストアの店員がレジで


「全部でな、540円やけど?1万円か、釣り9460円な。袋は要るん?要らんの?分かったわ。ありがとな、また来てや。はい次の人、早よう持って来てや。チンタラしてたらアカンで。」


なんて言われたら、皆さんならどう思われますか?大袈裟かも知れませんが、こんな対応をしているのと同じです。私ならその店員に直接ポロカスに言って、コンビニエンスストアの本部にもボロカス言います(笑)。たった1人の行動が


その会社の全社員が

行なっていると

認識されてしまう


のです。路線バス業界では、それを理解できないKが多すぎるのです。


我が営業所でも、大半がKです。助役が何度も指導しても、改善の見込みは全くありません。なので、毎回同じ失敗や苦情を繰り返し行なっているのです(笑)。でもそんな中、我が営業所の


3番手の苦情コレクター


であるO先輩から声を掛けられました。


「○○さん、どうやったら沢山お褒めが貰えるのですか?」


って。O先輩ですが、我が社での勤務歴は5年くらいです。我が営業所では、先輩後輩関係なく敬語口調で会話しているので、声を掛けられたことについては違和感なく・・・ないです(笑)。


「いやいや、オレ後輩やのに何を知りたい?」


と思いました(笑)。でも、何かを思い詰めてのことだと感じたので・・・。すると


77歳のお母様の

認知症が進行


したらしく、今までO先輩の家で在宅介護していたのですが、遂に施設への入所となるみたいです。でも、施設ってなかなか空きがありませんので、仕方なく比較的金額の高い施設(サービス付き高齢者介護住宅)へ・・・。となると、金銭面での負担が大きくなりますよね?その解決方法として


自分の評価を上げて

内容の良い系統を

休日出勤に付けて貰う


ですって(笑)。正直に言いますと


物凄い不純な考え方


です(笑)。でも、お母様のことが切っ掛けで勤務態度がプラスの方向へ改められるって考えたのには、なんか嬉しく思えました。


話を聞いていると、現在自宅で受けている在宅介護・在宅医療を合計すると


約18万円掛かっている


との事(涙)。でも、お母様の年金は微々たる金額しか無いのでO先輩が・・・。お母様と2人暮らしとは言えども、給料の半分以上が介護費用などで消えてしまっているそうです。で、毎週休日出勤しているのですが、苦情が多いためなのか、俗に言う「美味しくない系統」しか回って来ないそうで・・・。確かに私との会話で多いのは


「今度の休日出勤って何系統ですか?」


です(笑)。毎週確実に聞かれますので正直に答えていますが、恐らくですがO先輩は


「お褒めが多い人は美味しい系統だけが回って来る」


と感じたのでしょうね(笑)。そんな事は無いのですが・・・。でも、自分のため・お母様のために頑張ろうと、変わろうとしているのです。ここは、応援してあげたくなります(笑)。なので、おこがましくも私の仕事スタイルをお伝えしましたが、休日出勤の内容を良くするよりも


O先輩とお母様を

世帯分離する方が良い


ともアドバイスしました。実は、私も以前ですが


母親と我が家とを世帯分離


しているのです。今から言う説明が間違ってたら、ごめんなさいね。介護や医療サービスを受けるのは、全員が平等に受けられます。異なるのは


各自の自己負担額の上限


です。この自己負担額の上限ですが


世帯収入額で決まる


のです。我が家が経験したことを、お伝えします。母親の認知症が進行してしまい、とある市会議員を利用して


2月26日に

母親を入院させた


のです。で、その2月分の請求された費用は、うるう年でしたので26日~29日までの


4日間の入院で約4万円


でした。これ、世帯分離前の費用です。私の母親の年金受給額は、未納期間が長かったこともあって


約50万円/年


です。そのため、入院した2月内に世帯分離を行なった結果、翌月3月分の請求された費用は


31日間の入院でも約4万円


で済んだのです🎵それを、O先輩にも説明しました。どこまでO先輩の支払額が減るのか不明ですが、同じ境遇ですので良い手段は共有しないとね。


小さな切っ掛けでも、自分のスタイルを変えてでも頑張りたい。たとえ気持ちが不純でも、変化しないことを考えたら物凄い大きな一歩だと思います。直ぐに結果なんて出ないかも知れませんが、お客様のことを考えたら良い方向へ進む筈です。これを多くのKが実践してくれたなら、営業所の評判は大きく変わると思います。無理なんて諦めずに、ただひたすら頑張るのみです。