手当が貰える有り難さ | 路線バス運転手してます

路線バス運転手してます

2021年7月、44歳で転職して路線バス運転手してます。この業界は初めてです。大変かどうか、やりがいがあるかどうか、勤務などの全てをさらけ出して行こうかと思ってます。

おはようございます☀️

今日は、休日の4系統です。5時20分出勤で13時21分退勤です。労働時間は8時間01分ですので計上される残業時間は0ですが、運行するだけで計上される残業時間が20分あります。休憩は2回で、合計1時間50分あります。走行は98キロです。なお、昨日からの休息期間は11時間29分です。



我々の路線バス業界は、年末年始もフルで動いています。よっぽどの人手不足の会社や、よっぽど誰もお乗りになられない路線では、年末年始の期間だけ運休する場合もありますが。我が営業所の路線バスと一部区間を運行しているライバル会社の1社は、年末年始の期間中に運休していました。例の40名ほど運転手が不足している、私が住む街に営業所がある路線バス会社です。我々の路線から見れば、途中から終点まで同じ経路をダブって運行しているライバル会社なのです。しかし、合流するまでの単独区間は


「誰がこんな所から乗るねん!」


と言うくらい利用者が少ない路線を運行しているのですよ。そのためでしょうか?毎年の年末年始の期間中は、運休されています。まあ、動かせば動かすほど赤字に拍車を掛けますし、人手不足ですから他の路線に運転手を回した方が賢いですからね。そう考えると、我が社は年末年始の期間中を含めて滅多に運休なんかしません(笑)。台風が来た時くらい、ですかね?それも、完全な運休ではなくて、ある程度運行してから運休にしていましたね(笑)。少しでも稼ぐための手法なんでしょうね。


その年末年始の期間中ですが、公休日を返納して休日出勤した日を含めて


合計3日間出勤


しました。年末31日から年明け3日の間に、です。で、以前にもお伝えしましたが、この年末年始4日間に出勤すると


酒肴料が貰える


のです。「正月手当」と言った方が、イメージ湧くかな?給料とは別に、きちんとお金が貰えるのです🎵しかも


全額現金支給で


です♥️この酒肴料ですが


昨日無事に支給


されました。その額ですが


20000円


でした🎵


「たったそれだけ?」


いやいや、0に比べたら遥かに大きな額です。金額が少ないため、所得税などは一切掛かりません。そのままの額で、我が家の家計に入るのです(笑)。中には、奥さんには内緒にして


全額自分小遣いにする


方も居られますが(笑)。まあ、貰いたくなる気持ちも分かります。この20000円の内訳ですが、以前にもお伝えした通り


労働時間によって異なる


のです。一日の労働時間が


12時間以上=7500円

12時間未満=5000円


と決められています。で、私の年末年始の労働時間ですが


31日=13時間37分

01日=13時間14分

02日=公休日

03日=11時間31分


でしたので、合計20000円の収入です。これに加えて、この4日間は


全て休日出勤扱い


となりますので、年末年始だけである程度は稼いだかな?まあ、普通の方々は年末年始を長期休暇されているかと思いますので、選択するならば、そちらの方が良いのでしょうが(笑)。


でも、前のロードサービス会社では


何の手当も無かった


のです。年末年始と仕事をしても、特別手当や休日出勤扱いなんて皆無でした。年末年始の4日間を仕事すれば年明け、あるいは年内に4連休を貰えるだけです。一度あったのですが


12月21日~24日まで

年末年始休暇


にされました(涙)。しかも、予定表は20日締めだったほかに


12月19日にシフトが発表


だったので・・・。結局、何も出来なかったのを今でもネチネチ憶えています(笑)。まあ、その会社ではそれが常識だったのです。選択して入社した私がダメなのでした。それを思うと、今の会社にはホント恵まれています。世間では、路線バス会社のイメージって悪いように、また、キツいように思われているみたいです。私も恥ずかしながら、入社前では全くそのようにイメージしていました。それでも飛び込んだのは、ロードサービス会社も


超スーパーウルトラ

ミラクル級のブラック体質


でしたので


「それに比べたらマシ」

「キツい言うても、今の会社で慣れてる」


と思ったからでした(笑)。しかし、実際に働いてみたら良いイメージしか無いですね。運転手の大半がKなのは、情けないですが(笑)。少ない金額でも、手当としてしっかりと出して貰えてます。また、1分からでも残業手当や深夜手当が計上されます。手当が貰える有り難さ、しっかりと噛み締めて会社に恩返しをしないといけませんね(笑)。