おはようございます☀️
今日は、休日の17系統です。6時14分出勤で16時21分退勤です。労働時間は10時間07分ですので、1時間07分の残業時間が計上されます。また、運行するだけで計上される残業時間が55分あります。休憩は2回で、合計2時間28分あります。走行は135キロです。
3連休の中日です。我々には週休2日があるだけですので、カレンダー通りには休めません。有給休暇を取得すれば、カレンダー通りに休もうと思えば休めます。早い者勝ちですので、有給休暇を使っても休めない場合もありますが(笑)。私は働き始めてからは、カレンダー通りに休める会社に勤めた事が無かったので、今の勤務体系でも別に気にはならないです。それに、連休って出掛ける人が多くて混雑してしまうので、平日に休んだ方がラクに感じます。まあ、これも人それぞれですからね。
最近、ネットニュースで
路線バスの
減便・廃止の
ニュース
が多く発表されています。私が見ただけでも、長崎県や兵庫県・大阪府の各路線バス会社が減便や廃止すると発表されてました。北海道でも、高速バスが廃止ってなってましたし、北陸地方と四国地方とを結ぶ高速バスもコロナでの運休を経て廃止ってなってました。どの会社も
運転手不足のため減便・廃止
だそうです。急に運転手不足になったのではなく、以前説明した
2024年4月の
法律改正を見据えた
系統改正が原因
かと思われます。勿論、私の勝手な想像ですがね。来年4月に
働き方改革関連法の施行
によって休息期間、つまり前日の退勤時刻から翌日の出勤時刻の間を
9時間以上確保
しなければならない
事になるのです。詳しくは
10月12日のブログ
をご確認下さい(笑)。そんな改正が行われますので、各社が系統、つまりシフトを組み直す事になったのでしょう。で、組み直した系統を回すには今居る運転手の人数では不足となり、また、募集を掛けても集まらないために減便や廃止となっているかと思います。人様の御命を預かって、目的地へとお連れする路線バスの運転手。中途半端ではなく、しっかり休息を取るべきですからね。
それにしても、全国的に路線バス運転手の不足が騒がれています。一方で、観光バスの運転手不足って、あんまり聞いた事が無いですよね?それか、私が知らないだけなのでしょうかね。新型コロナウィルスが蔓延していた時、真っ先に人員整理の対象になったのは観光バス運転手でした。ちょうどその頃に、私は転職活動をし始めたのです。し始めたって言っても、各社の求人広告をインターネットで見てただけですがね。これは私が感じた事ですので、間違った印象かも知れませんが、新型コロナウィルスが蔓延してからは、急速に観光バス運転手の求人は消滅しました。高速バスの求人も、でした。手堅く残ったのは、路線バス運転手だけだったんです。それも、正社員採用ではなく「契約社員採用」なのにです。で、毎日閲覧していると、数週間くらい経過した時に
現在、路線バス運転手の募集は行なっていません
って画面に変わるんです。で、これまた数週間経過すると、新たな求人が掲載されるんです。路線バス運転手の求人は、それくらい人気があり、かつ、入れ替わりが激しい職種なんだなあって印象でした(笑)。
それが今じゃあ、どうでしょう。
- 求人募集していても、滅多に応募が来ない。
- 逆に退職者は多く発生する。
そう、負のスパイラルに陥ってる印象ですね。契約社員での募集が「正社員募集」に変わったのに、です。また、他社さんの求人を見てたら物凄い変化が認められます(笑)。遠方からの応募者を見越して「転居費用最大20万円補助」や「入社祝い金20万円支給」とアピールしたり、バイク通勤禁止を撤廃したり、入社直後に有給休暇を5日支給したり。小さな変化かも知れませんが、新入社員に対して手厚くしてるみたいですが
それでも応募は少ないみたい
です。完全な成り手不足ですね。我が営業所では、まだ退職者が続出って状況ではありません。また、新しい方は7月以降ですが、2名入られました。それでも
欠員が3名分ある
のです。で、平日限定ですが休日出勤専用の系統が2つありますので、「まだマシ」と言われてる我が営業所でも
最低で毎日5名が
休日出勤しなければ
系統が回らない
んです。ここに、有給休暇を取得して休みたい運転手が居ると・・・。
労働組合の役員さんが常々言ってるのですが、このような状態になった原因は
会社が運転手を
守ろうとしないため
だそうです。先日の私が経験した通り
何かが起これば
全て運転手の責任
って思想に固執してるんですね。そうやって、路線バス運転手を粗末にしているので退職者が続出し、また、このご時世では通信機能が発達し過ぎてますので善からぬ評判が溢れ、触らぬ神に祟りなし状態に陥ってるのでしょう。そういう私も、アレコレ暴露してますが(笑)。
よく言われたのですが
天に向かって唾を吐いたら、いつかは自分に降りかかる
です。昔ながらの伝統も大切ですが、時代の流れに合わせるのも必要ですね。ほんと、これからどうなるのでしょうね、この業界。まっ、再び陥れられないように今日も頑張りますね。