おはようございます☀️
今日は、平日の２６系統です。１５時１８分出勤で２３時３１分退勤です。労働時間は８時間１３分ですので残業時間は０ですが、運行するだけで計上される残業時間が３０分あります。また、深夜手当が１時間３１分計上されます。休憩は１回で、１時間１３分あります。走行は１２０キロです。
今日から３０系統までの５日間は、遅め出勤・遅め退勤が続きます。そして今日も、駅と住宅街とを結ぶ路線を運行します。夕方からでは無いですが、２０時半頃から運行します。昨日は予告通り、出発間際でも車内がガラガラなら、定刻を過ぎても待機していました。車内でお待ちのお客様には
「もう少しお待ち下さい。恐らくですが、多くのお客様がダッシュして来られますので皆様にお乗り頂けるように、わざと出発を遅らせております。お急ぎのところ申し訳ございません。ご了承願います」
とアナウンスして待機しました。そして、先頭ランナー(笑)が来られた時に
「ゆっくりで大丈夫ですよ。安心してお乗りくださいね。ゆーっくりで大丈夫です。ご安心下さい」
と車外アナウンスをして、皆様にお乗り頂きました。安心してって言わないと乗られない路線バス、聞いてて可笑しいですよね？でも、ダッシュして転こんだら痛いだけですからね。だから、何回もアナウンスしました(笑)。そのお陰でしょうか？何人かのお客様から
「待ってくれて、ありがとう」
と御礼も言われました。たとえ数人だけでも、そのように言って下さったので、やっぱり発車を遅らせて正解だったなぁと思いました。勿論、自己満足ですけどね(笑)。
実は、少し対策を取っていたのです。昨日の運行前に、電車の到着時刻を調べてメモ用紙に書いておいたのです。すると昼間の時間帯では、電車が到着して４分後に路線バスが出発するダイヤになっていることが分かりました。で、お客様の流れを観察してみたら、電車が到着して２分前後でバスロータリー内に姿を表して、路線バスにお乗り頂くって事が判明しました。その流れが把握できましたので、電車との接続が３分以内の便の時は
出発を遅らせる心構えが出来ていた
のです。答えが分かったんですから、余裕を持って対応できたのです🎵
このように、出来る限りの事は行なっておりますが、こんな事する路線バス運転手って少ないと思います。他社の事は分かりませんが、我が営業所では数人だけです。逆に、数人でも同じ考えの先輩方が居られたのには驚きました。聞いてみると、やっぱりバス停を出た後に間に合わなかったお客様の姿を見てしまうと、申し訳無く思うみたいです。電車の到着時刻まで調べたのは私一人みたいですが、同じ気持ちの運転手が居てるって安心しました。でも、大半の運転手は
「客少なっ！ラッキー！！」
と思って、急いで乗車扉を閉めて逃げるように出発しています。まあ、そんな運転手が多く居てるお陰で、私みたいな素人ペーペーを含めた普通にしている運転手が輝いて見えるのでしょうね(笑)。ある意味、Ｋ達には感謝です。
でも、やっぱり理想は大半の運転手がお客様の事を考えて行動してあげる事ですよね？それが出来て当たり前なんですが、現状では出来ない事の方が当たり前になってます。やらなくて当然が続くと、その内お乗り頂けるお客様が減ってしまいます。売り上げも減少します。その危機感が大切なのですが、どうもねえ・・・。私ごときが嘆く事じゃあ無いんですが、何か苦情が入ったり手抜きを自慢している姿を見聞きする度に情けなく思ってしまいます。
まあ、深く考えても仕方ありません。自分に出来る事は最大限行なって、少しでも多くのお客様にお喜び頂けるように頑張るのみです。
「『できる』と思った瞬間に、その時点で成長が止まる」
ある方に頂いた有り難いお言葉です。これを忘れる事なく、しっかり路線バス運転手として勤しんで参りますね。