いぼ痔の手術で入院する前に一番知りたかったのは

「手術してからどのぐらいで会社に出勤できるのか?」ということでした。

どのぐらいで会社に復帰できるのか、その目安がわからないと、自宅療養に必要な日数を上司に説明できないからです。

私が実際にいぼ痔の手術を受けて思ったのは、術後に休むべき期間は手術の内容や痛みへの耐性によって異なる、ということです。

・いぼ痔を何個取るのか?

・いぼ痔をどうやって切除or縮小するのか?

・自分が痛みに強い方なのか、弱い方なのか?

これらの内容によって、術後すぐに復帰できる人もいれば、

私のように術後3週間経ってからようやく復帰できる人もいるんだろうな、と思いました。

今回の私の場合は

・切除したいぼ痔:6個(手術を受ける前の診察では、いぼ痔3個と言われていたが、蓋(肛門)を開けてみたら予想以上に賑やかだったらしい)

・切除の術式:結紮切除4個(半閉鎖法なので排便時と排便後の痛みが強い)、分離結紮2個(ジオン注射やゴム輪結紮に比べると痛いらしい)(3年ほど前にジオン注射を受けて副作用が出ていたので、今回はジオン注射の選択肢がない中での手術だった)

・痛みに弱い方(手術当日の夜は内服の鎮痛薬に追加して点滴の鎮痛薬の投与を4回もお願いした)

という内容でした。

術後の自宅療養の期間について、休む前は「術後1週間お休みをいただいてから出勤します」と会社の上司に伝えていましたが、

術後3日目ぐらいに「術後1週目はお休み、2週目は在宅勤務、3週目から出勤でお願いします」と変更し、

さらに術後10日経った時点で「やっぱり術後3週間はお休みさせていただき、その後診察を受けて出勤OKとなったら出勤させてください」とお願いしました…。

なので会社の上司に相談して休みをもらう際には、

・自宅療養に必要な期間は、いぼ痔の個数と術式によって変わること

・切除or縮小するいぼ痔の個数と術式は、手術前には正確にはわからないこと

・術後の痛みは、取ったいぼ痔の個数や術式によって変わるし、個人の痛みの耐性によっても変わること

・主治医の話では(ということにしておいて)、術後3週間の自宅療養を経てから仕事に復帰するケースもあること

を伝えておくとよいと思います。

実際の私のケースとして、肛門の痛み自体は術後2週間で大分弱くはなるのですが、椅子に座るとまだ痛い(術後2週間経った段階では痔用エアークッションの上でも5-10分ぐらいしか座れなかった)ということと、排便時と排便後の痛みはウォシュレットだけでは対処できませんでした(排便後のシャワーが必須。シャワーがないと痛みに耐えられないし便もきれいに拭き取れない)。

いぼ痔の手術のために3週間も会社を休まないといけないのか…と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、

あくまで私の場合は、ということで、参考程度に留めておいていただければ幸いです。