7月に『聴く会』でコンサートをすることになった。

メンバーのお姉さま方に可愛がっていただき、これまではただ楽しむ側だった。「お手伝いします」と言いつつも、当日早めに差し入れを持って行くのが私の“お手伝い”。あとはリハーサルを楽しみ、コンサートを楽しみ、反省会というか打ち上げに参加して「良かった~♪幸せ~♪♪」と笑っていた。

 

ところがメンバーの高齢化が進み、ある方はもう思うように動けないと弱音をはき、ある人は自分は元気だがご家族が病気でなかなか時間がとれないとため息をつく。記憶力に不安を感じる方もいる。

これまでの恩返しができるかしらと、とりあえずチラシとチケット、パンフレット作りに挑戦することにした。

 (興味がおありの方、私宛にご連絡ください♪)

小倉某所で鍋焼うどんを食べながら、会長さんと打ち合わせ。(ハートマークのあたりは会長さんの指示。)
仕事が終わってから医局でごそごそ作業して、ネットで印刷を依頼したけれど、余白がないようにしてくれるかなあ。何も言ってこないから大丈夫だよね。
 
チラシのめどがたって、ちょっとほっとして、ふらりと寄り道した先で一目惚れしてしまう。

TARA BLANCAの期間限定ショップ、目を瞑って通りすぎるつもりだったのに、つい足をとめてしまったのだ。

 

店員さんは上手な巻き方のコツを教えてくれたけれど、これは長く垂らすほうが絶対正解。
 
夏には使えないのが残念だけどね。
早速、このストールと一緒にお出かけ。
 
 
豊前のプリティママンさん主催、恒例のウィンターコンサート。今回時期がずれ込んだのは、ゲストのアンドレアスさんの来日に合わせたからなのだろうか。
彼がドイツから自ら持ってきたCDにサインを頂いた。「Danke schön」なんて口にするのは大学のドイツ語会話の授業以来だよ。
 
 
シューマンもブラームスも美しい緻密な設計図みたいだと思った。

音の噛み合い、掛け合いがクリアに聴こえたからかもしれない。

ホールの収容人数が少ないことも幸いしたと思う。時々イナバウアーのように背を反らすヴァイオリンの山下さん、(椅子から滑り落ちるのではないかとドキドキした)「今日は椅子にトランポリンが仕込んである」と自ら表現したチェロの宇野さんの大熱演を受けてたつヴィオラ。だが、競いあうのでなく、がっちり噛み合う感じ。歯車みたいに。

 

「絶対近くの席で聴いて」と耳打ちしてくれたプリティママンのスタッフ。ありがとう。以前、違うホールでこの日と同じメンバーの演奏を聴いた彼女の「みんなにも聴いてほしい」という思いが実ったコンサート。

そのほとばしる情熱で、彼女は石田組を招くことも実現させた。先行予約のできる後援会の入会を募るコーナーが作られていた。


今年の12月!

全客席400にも満たないこのホールで、組長の演奏!なんて贅沢なこと。その迫力を想像すると、今からワクワクする。