生命に向き合うこと | 自立そして50代からの挑戦

自立そして50代からの挑戦

大学卒業後30年間男性が多い組織で働いてきました。その中で感じたこと気づいたことを書いています。あとは趣味、旅行、読書などについて書いています。職場でや人間関係の悩みなどでお話ししたい方はご連絡ください。

大切に育ててきた愛猫が突然旅立った。



亡くなって10日になる。



突然の別れに現実を受け入れられずにいる。



まだ11歳だった。



13〜15年と言われている猫の平均寿命より早い。



1週間前の今頃はソファでお腹の上に猫を乗せて一緒に横になってテレビを見ていた。



毎朝目覚ましのように枕元に起こしに来る。



帰宅後は必ず足元へ擦り寄ってきた。



日に一度は必ず私の膝の上にきた。



その温かさにどんなに心癒されたかわからない。



賢くそして優しく甘えん坊なことこの上ない子だった。



猫にありがちなシャーは一度も見たことが無いし、爪研ぎは決まった場所でしかしなかった。



可愛い可愛い子よ、元気に長生きしておくれ…いつもそう語りかけながら身体を撫でていた。



最近息が荒いと感じていた。



様子がおかしいので仕事を休んで病院に連れて行ったが2時間後に息を引き取ってしまった。



レントゲンで撮った肺は腫瘍らしきもので真っ白だった。



何故早く気づかなかったかと悔やまれる。



動物は体調が悪くても弱った姿を隠す。



具合が悪い様子を見せる時は生命に関わる時。



小さな身体でどんなに苦しかっただろう。



ごめんね…



そして今回早い段階で肺の腫瘍と診断されたとして、余命は?手術を受けるか?の厳しい現実があったかもしれない。



腫瘍摘出手術できる動物病院は近くにはない。



しかも費用は数十万になる。



ペットが大きな病気をしたときは助からないのかもしれない。



だからこそ日々の食事は気をつけてきた。



それでも病気になってしまう。



人間でも同じだけど。



殆どのペットは飼い主よりも先に旅立つ。



私達家族に沢山の幸福と笑顔をありがとう。



君と出会い子猫の頃から育てさせてもらったこと。



そして一緒に過ごした11年間はとても幸せだった。



いつか私も家族も虹の橋のたもとに行くから、また会おうね、そしてまた一に暮らそうね。



ペットとの付き合い方そして生命に向き合うことが凝縮された本。



私にとって大切な一冊です。