明日TOEIC受験を控えている。
私は小学校6年から中3まで英語塾に通っていた。
先生は慶應義塾大学を卒業後イギリスの大学を卒業された方だった。
受験英語だけでなく、生きた英語を教えてくれる先生で、私はその世界にあっという間に引き込まれた。
小さな教室の壁や天井には子供達の将来の夢が書かれた紙が沢山貼られていた。
可能性に満ちた夢一杯の空間だった。
私は、◯◯高校に入り◯◯大学を卒業してパイロットになりたい！と大きく書いた。
先生のおかげで私は英語が好きになり、成績は中学3年間を通して定期テストはほぼ満点だった。
英検一級を受けているんだけど、難しくてなかなか合格しないんだよ…と先生は時々おっしゃっていた。
慶應とイギリスの大学を出た先生ですら合格しない試験。
どんなに難しい試験だろうと中学生の私は考えていた。
今の私の最終目標は英検一級レベルの英語である。
先生に出来なかった事が私に出来るんだろうかと挫けそうになる。
少しずつ前に進もう。
諦めた時点で何事も終わりになる、だからこそ。
私の職業や立場が変わろうともその目標は変わらない。
そして通訳が出来る英語力を持ち様々な国々と日本を繋ぐ役割をしたい。
子供の頃、英語を話す楽しさを先生に教えて頂いた事は今もなお私の中で生きている。
そして私のライフワークになりつつある。