シンプルなデザインのワンピースである。
布地は浴衣地である。
サラサラしていてとても着心地が良い。
コロナ下である呉服屋さんが在庫として抱えていた浴衣地をどうするか悩み、
そして、考案したのがこの浴衣地で作るワンピースである。
素材が良く夏に身につけるに最適であり柄も個性的で売れているそうである。
まさに発想の転換であり老舗の呉服屋さんが浴衣地で洋裁に挑戦する戸惑いや売れるかどうかの怖さもあったようだ。
また着物用に使う布地は模様によって裁断や縫製に気を使うようだ。
出来ない理由を何もかもコロナのせいにするより、発想の転換をして強かに商いを続けていらっしゃる方もいる。
私自身もこれまで絶対に無理だと何となく思考停止していた事が、このたびのコロナ禍を通して実は可能だったと知った事も多い。
その一つは学びや仕事は場所によらないという事だった。
海外にいる先生からもzoomなどで学びは充分可能であり、私はそれで大きな出会いと学びの場を頂いた。
話を元に戻す。
この呉服屋さんの浴衣ワンピースの着こなしを投稿する方々もいてお店のSNSを見るのも楽しい。
他にも素敵な柄が沢山ある。
小物や羽織もので印象が変わりダサくもオシャレにもなる。
足元は大人っぽいサンダルに赤いペディキュアで決めたい。
コロナ下で浴衣や着物を着て出かける場所がなく、また出かけにくいが、このワンピースを少しオシャレに着て出かけてみようと思う。