インターネットの自殺サイトを巡る保護責任者遺棄事件で「見届け役」として集団自殺を手助けし、未遂に終わった男性を放置したとして自殺ほう助未遂と保護責任者遺棄罪に問われた福岡市東区、大学生、清水孝被告(24)に対し、福岡地裁久留米支部は5日、懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)を言い渡した。

 竹尾信道裁判官は「4人もの人間の命を危険にさらし、男性1人に重い後遺症を招いた結果は重大だが、反省の気持ちを表している」と述べた。

 判決によると、清水被告は昨年9月18日夜から19日未明にかけ、福岡県八女市矢部村で、自殺サイトで知り合った広島県の男性(31)ら4人が乗った乗用車内で練炭を燃やし、自殺をほう助。未遂に終わったが、意識が戻らない男性を福岡県久留米市のマンション駐車場に放置した。【丸山宗一郎】

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