スズメってどんな鳥? | アイビスファクトリー

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鳥に関するプチ情報

スズメってどんな鳥?

スズメ(雀)はスズメ目スズメ科スズメ属に分類されます。
学名は、Passer montanus
英語は、sparrow(スパロウ)

【形態】
体長は約14-15センチメートルです。体重約18-27グラムです。
翼を広げた長さ(翼開長)は6.7-7.4センチメートル。
雌雄同色です。成鳥は頭部が赤茶色、背中は褐色で縦に黒斑があり、翼に2本の細い白帯があり、また頬から後頸、腹にかけては白色をしています。くちばしの色は黒色です。

【分布】

世界では、西はポルトガルから東は日本までユーラシア大陸の広い範囲に生息しています。
日本では、北海道から沖縄まで見られる。生息地は、都市、農村、里などの人の居住域付近であり、一年中見られる留鳥です。
日本で唯一、小笠原諸島にだけはスズメがいません。
人間が住み始めた集落にはスズメも居着き、逆に人間が離れ集落が無人になるとスズメも見られなくなるという傾向があります。

【生態】
地上では両足で飛び跳ねて素早く移動し、飛翔は直線的であるが、急に飛ぶ方向を変えたりすることもできます。
鳴き声は「ちゅんちゅん」と鳴きます。
食性は雑食性で、イネ科を中心とした植物の種子や虫を食べます。
ヒナ鳥は通常充分に飛べない状態で巣立ちをするため、親鳥は近隣で見守っているもので、持ち帰って飼育していると親鳥が餌を運んでくる事例も確認されています。ヒナ鳥は拾い上げて持ち帰らず、そばの植え込み等に放っておけば親鳥が声で見付け出し育雛を続けます。
繁殖は春から夏頃にかけて行われます。

「スズメ」にまつわる話
スズメは、昔から親しみがあり、俳句、民話、童謡などに描かれてきました。
名前の由来は、「スズ」は鳴き声を、「メ」はカモメやツバメのように群れをなすことを指しています。
弥生時代、稲作の伝来とともに日本に渡ってきたと言われています。
似たようなスズメっぽい小鳥も指してたりします。

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