昨日読み終えた佐野洋子さんの本
余命いくばくとわかっても
いわゆるフツーのがん治療はせず
「闘病記は大キライ」といい放ち
たんたんと(私の目にはそう映った)
自分を見つめながら
明るく、自身の葬式の事を語る筆者
死ぬことは怖くない、と・・・・・
もし自分がその立場になった場合、
こんなに自分を静観できるだろうか、、、、
癌宣告を受けた夫は
はじめの頃は覚悟をしていたようだったが
(親友に宛てた、死後の事を事細かく頼んだ手紙
の下書きが出てきた)
もうどう考えても再起不能となった時、
生に対する欲望が湧いてきて
どんなに辛そうでもその言葉を口にした、、、、
年齢や、その人の環境によって、
もちろん全然違うと思うが
どちらかというと
男性より女性の方が最後は強いらしい
筆者は、
ちょうど一年前に72歳で亡くなったが
その寂しさは残るものの
本を読み終えて
なんか清々しささえ感じた
皆さんも、一度読んでみてくださいな。。。。
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